2008年:四大民生領域に1兆780億元の財政投入
2008年、中国は中央財政を「三農」、「教育」、「社会保障システム」、「医療衛生」に合計1兆780億元(約17兆2480億円)を投入するとのこと。
「農業・農村・農家」(三農)には、合計5625億元(約9兆円)を投資する予定。
前年同期比30.3%増となっている。
また、食糧生産に対し、政府は食糧栽培農家への補助政策として、食糧最低買収価格、食糧生産地域への奨励政策を実施している。
今回の政策によって、政府が食糧生産を奨励し、生産の安定を保障する点が注目されている模様。
教育については、2008年中央財政より、合計1561億元(約2兆4976億円)の投入が予定されている。
同投入額は2007年より45.1%増となっている。
これまで、教育における中央財政の重点は農村義務教育の普及にあった。2008年は、都市部の義務教育を受ける学生の、学費をはじめとした諸費用の免除にも注力するとのこと。
また、高校や、専門学校などにおける、家庭経済事情が困難な学生を対象に、補助金や、奨学金を含む支援システムも構築していく予定。
社会保障システムについて、2008年、中央財政は社会保障及び就業支援に合計2761億元(約1兆6566億円)を支出する予定。
また、前年比24.2%増額となっている。
これら資金は、低所得層家庭への補助基準の向上や、養労金基準の向上に利用されるという。
医療衛生については、中国財政は、合計831億5800万元(約1兆3305億円)を投入する予定。前年より25.2%増額。
同資金は公共衛生サービスの構築や、医療衛生制度の改革、新型農村合作医療制度の強化に利用するという。
また、都市部住民医療保険の拡大や、都市部・農村部医療救急制度の構築に期待がかかっている。
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