パキスタン新首相、反ムシャラッフ色鮮明に
【イスラマバード】パキスタンの新首相に選出されたパキスタン人民党(PPP)のユサフ・ラーザー・ギラーニー副総裁は、選出後間もなく、昨年11月にムシャラッフ大統領が出した非常事態宣言を解除し、非常事態宣言後以降軟禁されていたチョウドリー前最高裁長官の軟禁を解除した。
ギラーニー氏は下院での初演説で、昨年12月27日に暗殺されたPPP元総裁のベーナズィール・ブットー元大統領暗殺事件の調査を国連主導で行うことを許可する決議を可決するつもりだとした。この件は以前PPPが要求したが、ムシャラッフ大統領によって退けられていた。
ギラーニー氏は下院定数342票のうち264票を獲得し圧倒的支持を得て、親ムシャラフ派が擁立していたチョウドリー・スジャート・フセイン候補を退けた。フセイン候補の票は42票だった。
パンジャーブ出身の55歳のギラーニー氏はムシャラッフ政権下で職権乱用罪に問われ2001年から5年間服役していた。同氏は今後、パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派とアーワーミー民族党、ジャミヤト・ウレーマー・イスラームとPPPとの連立政権を統率していくこととなる。
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