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米フォード、印タタにジャガーとランド・ローバーを売却

2008年03月27日 10:51更新 前の記事 次の記事  企業・買収一覧
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 米自動車大手フォード・モーター(Ford Mortor)は26日、傘下の英高級車部門ジャガー(Jaguar)とランド・ローバー(Land Rover)をインドの同業大手タタ・モーターズ(Tata Mortors)に23億ドル(約2,300億円)で売却すると発表した。タタは世界市場へのリーチを拡大し、製品ラインアップを拡充できる。

 フォードは経営再建計画に必要な資金を得るため、ジャガーとランド・ローバーの売却を数カ月間模索していた。

 タタの声明によると、同社は23億ドルを支払うが、フォードは売却手続き完了後にジャガーとランド・ローバーの年金基金に6億ドルを拠出する。

 フォードは1989年に25億ドルでジャガーを買収し、2000年に27億ドルでランド・ローバーを買収した。しかし現在は経営不振にあえいでおり、中核ブランドに注力する方針に転換しようとしている。

 米コンサルティング会社IRNで自動車業界予測を担当するバイス・プレジデントのErich Merkle氏は、このような損失を出すことは、両社の買収がフォードにとって明らかに失敗だったことを意味すると指摘する。

 同氏によると、売却益はフォードの財政を立て直すには不十分であるが、売却によって中核のフォードブランドに集中できるようになるという。タタに関しては、ジャガーとランド・ローバーの再建と独BMWのような高級車メーカーに対抗できる新製品の開発のために資金が必要になると分析している。

 フォードのアラン・ムラーリ最高経営責任者(CEO)は声明の中で「収益性の高い成長を遂げる強いフォード・モーターを創出する計画を実行する中で、フォードのブランドを世界的に統合することに焦点を合わせる時が来た」と述べている。

 タタの声明によると、フォードは当面エンジンやトランスミッションなどの部品供給を継続し、環境関連やその他の技術提供も継続するという。


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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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