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26日のロシア市場、もみ合い
ロシア株式市場はもみ合い 大手銀行、電力株が下げる一方で石油株が堅調
25日のロシア株式市場は、もみ合い。欧州株や米国株が軟調だったものの、ロシア市場は昨日財務相が明らかにした石油掘削税の減税検討報道が市場で好意的に受け止められ、石油関連株がしっかりとして指数を支えた。一方ドイツ銀行が利益目標の達成が困難と発表したことから欧州の銀行株が軒並み安となり、ロシア市場でも主力のズベルバンク(SBER)、VTB(外貿銀行 VTBR)が値を崩した。またアルファバンクがインフレ進行により設備投資負担が今後大幅に増大する、と指摘した電力株も軒並み下落した。MICEX指数は前日比0.02%安の1593.73、RTS指数は0.06%高の1995.19で取引を終えた。
個別では、石油大手タトネフチ(TATN)が高い。石油掘削税減税への期待に加え、26日には2007年から始まった開発困難な油田開発への優遇税制の適用を受け、50億ルーブル(約211億円)の税免除を受けたことが好感された。終値は前日比3.38%高の150.04ルーブル。
乳製品最大手のウィム・ビル・ダン食品(WBDF)は前日比6.64%高の1795.05ルーブルで取引を終えた。28日に2007年通期決算の発表が予定されている。同社が2月29日に原料高の影響で利益見通しが市場予想の下限近くとなる見通しと発表して以来、3月25日までに株価が15%強下落していた。利益見通しの水準はすでに織り込み済みとの見方が強まっており、それよりも2008年以降の利益成長への期待が高まっているようだ。
VTB(外貿銀行 VTBR)が、320億ドル(約3兆1741億円)にのぼるロシア政府系ファンド「国民福祉基金」の運用会社に指名される見通しである、と財務相が明らかにした。ファンドは10月をめどに運用を開始し、債券や株式で運用する。他にロシア開発対外経済銀行も指名される見通し。取引終了後に伝えられたため株価への影響は無く、26日は欧州銀行株下落に連れ安して1.18%安の0.0839ルーブルで取引を終えている。
米国株は下落、銀行の業績見通しの悪化や耐久財受注の減少を嫌気
米国株式市場は、下落。2月の米製造業耐久財受注額は前月比1.7%減と、市場予想(0.7%増)を大きく下回ったことで景気後退への懸念が高まった。さらにシティグループやバンク・オブ・アメリカの利益見通しを下方修正するレポートが相次いだことで金融株が売られた。ダウ工業株平均は前日比0.88%安の12422.86で取引を終えた。
債券市場では景気後退懸念が高まったことに加え、株式市場が下落したことから債券市場に流入し、金利は低下した。また1972年以来最大規模となった2年債入札が順調だったことも相場を押し上げた。
為替市場では、独IFO業況指数が市場予想を上回ったことや欧州中央銀行総裁がインフレ警戒姿勢を堅持する姿勢を見せたことからユーロが上昇し、対ドルで史上最高値圏に迫った。
ニューヨーク原油は大幅上昇 ガソリン在庫急減とドル下落で買い意欲が強まる
ニューヨーク原油先物は、大幅上昇。米週間石油在庫統計でガソリン在庫が大幅減を示したことでガソリン価格が上昇したことにつれ高した。ドルが対ユーロで下落したことも支援材料。1バレル=105ドル台後半で取引を終えている。
金先物もドル下落を受け続伸となった。大豆先物は3日連続のストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)となった。世界第3位の大豆生産国であるアルゼンチンでの農民ストライキにより、同国からの輸出が減少するとの懸念が強まっている。

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