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ジャレコ新社長にライブドア元取締役羽田氏、新事業戦略を説明
ジャレコ・ホールディング<7954.q>は27日、赤坂ガーデンシティにて同日付で新社長に就任した元ライブドア取締役の羽田 寛氏による今後の事業戦略説明会を実施した。
ジャレコは主要子会社として不動産業の日本中央地所、金融事業のパンタ・レイ証券、ゲーム事業のジャレコ、金融システム製造業のEMCOMを抱えているが、これまでリーダーシップの不在、不透明な事業戦略などにより長期的な業績低迷に苦しんできた。
昨年12月期では子会社の連結により売上高は151億円と前年同期比268.9%の急上昇を示したが、営業利益では金融事業およびゲーム事業における営業損失計上により1,100万円、経常利益は投資事業における貸付金の貸倒引当金の計上等により4,900万円の赤字、当期純利益においては子会社・関連会社株式評価損及びのれん減損処理、固定資産減損処理等により65億1,100万円の赤字を計上した。
羽田氏は今後「コーポレートガバナンスの確立・コンプライスの徹底」、「コアビジネスの確立」、「コストカットの断行」という当たり前のことを当たり前に遂行していくことにより今年度12月期には売上高96億7千万円、営業利益5億7千万円、経常利益5億円、当期純利益5億円を最低目標として利益を計上、金融事業、不動産事業、ゲーム事業のすべての事業セグメントで黒字化を必達として成長拡大を図る計画であることを明らかにした。
具体的には将来的に利益貢献の可能性が低い事業について見直し、将来的に高度成長と利益貢献が見込める事業の成長拡大に重点的に注力していくという。注力する事業は金融事業と中国での事業の二つで、金融事業ではパンタ・レイ証券によるFX事業を、自社でシステムを開発して運用する仕組みや独自のインターネットマーケティングの知見を活かして業界No.1水準のFX取扱高を目指していくという。
また現在消費者の価値観がダイナミックに変容している中国において、現地パートナーと連携したレストラン事業の立ち上げにも注力していき、長期的にはFX事業のASP展開、不動産投資も交えた生活事業の拡大展開も行う方針であるという。
一方不動産事業、ゲーム事業に関しては利益の確実な刈取りに重点を置いて行くという。不動産事業では確実性が高く、継続的に利益貢献が可能であると考えられるヘルスケア事業、不動産仲介事業を集中して行っていくという。ゲーム事業に関しては先行投資や固定人件費がかさむ領域から撤退し、販売本数が確実に見込めるタイトルに注力、オンラインゲーム事業ではゲームヤロウ株式会社と包括提携し、運営を全面委託していくという。なお、ゲーム事業では既に過去1年間で人員を83名から65名に削減しているという。
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