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金融株や不動産株売られ、平均株価は小幅安とさえない展開=東京株式市場・28日寄り付き

2008年03月28日 09:37更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 28日寄り付きの東京株式市場では、小幅安で推移。前日の米国株式市場が大幅続落したことを受け、平均株価はさえない展開。期末を前に手控えムードが強い中、米金融株安を背景に証券、銀行などの金融株が売られているほか、不動産株も下落しており、全般相場の重しとなっている。

 3月27日の米国株式市場は大幅続落。ダウ工業株30種平均が前日比120.40ドル安の1万2302.46ドル。ナスダック総合指数は43.53ポイント安の2280.83ポイント。前日発表された米オラクルの決算が市場予想に届かず、ハイテク株が値を下げた。また、大手証券リーマン・ブラザーズなど金融株にも売りが出た。10〜12月のGDP(国内総生産)確定値では個人消費がプラス2.3%の改善となり、週間の新規失業保険申請件数は36万6000件と市場予想(37万件)ほど悪化せず、経済指標は下支え要因となったものの、底上げにはつながらなかった。

 NY原油先物相場は3日続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近08年5月物は前日比1.68ドル高の1バレル=107.58ドルで取引を終了した。イラク南部の原油輸送用のパイプラインが爆破されたとの報道が伝わり、中東情勢への警戒感が高まったうえ、需給ひっ迫観測の強まりから、買いが優勢となった。

 東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「13社ベースで、売り2810万株、買い3070万株、差し引き260万株の買い越し」(外資系証券)。東京外国為替市場では、1ドル=99円台半ば(27日終値は1ドル=99円37銭)で取引されている。

 三井不<8801.T>、日綜地所、菱地所、東急不など不動産株に売りが先行。米金融株安を背景に、大和証G<8601.T>、丸三証、新光証券、野村など証券株や、住友信託<8403.T>、三井住友、中央三井、りそなHDなど銀行株が軟調。セントラル<8588.T>、アコム、プロミス、フィデックなどノンバンク株も売られている。

 半面、欧州系証券が投資判断「Buy」(買い)に格上げ観測のレンゴー<3941.T>をはじめ、王子紙、紀州紙、大王紙などパルプ・紙株が買い優勢。東レ<3402.T>、帝人<3401.T>、東洋紡など繊維株もしっかり。川崎汽<9107.T>、乾汽船、第一中汽、商船三井など海運株も堅調に推移している。

[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞


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