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米ジェットブルーの設立者、ブラジル航空市場に参入

2008年03月28日 12:55更新 前の記事 次の記事  企業・航空一覧
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 米格安航空大手ジェットブルー・エアウェイズ(JetBlue Airways)の設立者であるデビッド・ニールマン会長は27日、ブラジルで航空会社を設立する計画を明らかにした。ジェット機3機で来年初めから操業を開始し、後には76機でブラジル全国をカバーする計画だという。

 ブラジルでは航空機の利用者が増えているが、市場は大手2社の寡占状態で、高い料金が課せられている。ニールマン会長は、「ブラジルの人々が支払っている金額は米国を50%上回っている」「ブラジルにはもっと競争が必要だ」と述べた。

 同氏はまた、ジェットブルーの会長として今後の去就に関して同社の取締役会と討議していると語り、今後数カ月内に同社を去る決断を下す可能性があることを示唆した。

 同氏はブラジルのサンパウロで開催した記者会見で「私の関心はここに向けられていることが必要だ」と述べた。新会社の本拠はサンパウロに置かれる予定となっている。

 ニールマン氏は、新会社がジェットブルーとは関係を持たないと述べたが、ジェットブルーの旧幹部は経営に参加する予定だという。新会社の名称はまだ決定しておらず、ブラジルの航空機メーカー、エンブラエル(Empresa Brasileira de Aeronautica)製のE-195機を採用する予定。新会社では、エンブラエルに118機を注文しており、ニールマン氏によると購入額は総額14億ドルになる予定。

 新会社の参入は、ブラジルの航空大手、TAM航空(TAM Linhas Aereas)とゴル航空(Gol Linhas Aereas Inteligentes)に本格的な競争をもたらすことになる。ブラジルの航空市場は、最大手だったヴァリグ・ブラジル航空(Varig)が7年前に破たんして以来、2社による寡占状態となっている。

 ニールマン氏は、新会社のために米国とブラジルの投資家から1億5千万ドルを調達したと述べており、市場参入後に価格競争が起こった場合にも対抗できるだけの十分な資金力があると述べている。

 「我々には資本があり、競争に向けた準備は整っているが、競争は起こらないと考えている。」(同氏)

 同氏によると、新会社は来年初めの操業開始以降は1カ月に1機のペースで航空機を導入し、5年内に保有航空機は76機に達する計画。現状で、国際線を運行する予定はないが、エンブラエルの航空機は燃料補給無しで南アメリカの全土をほぼ航行できるため、可能性はあると語った。

 E-195機は、単一のクラスのみを設け、全席革張りで衛星テレビを視聴できるというジェットブルーの航空機と同様の装備になる予定。

 ブラジルの法律では外国人がブラジルの航空会社の株式を20%以上保有することはできなくなっている。しかし、ニールマン氏は出生国がブラジルで、アメリカの市民権とともにブラジルの市民権を持っていることから、投資家がブラジルの航空市場に参入を試みる際の大きな障壁を克服できる。

 ニールマン氏は、ジェットブルーが悪天候への対応のまずさから大量の欠航を出した責任で、昨年5月にCEOから退いていた。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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