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方向感に乏しく前日終値を挟みもみ合い、平均株価は11円高と小幅に3日続伸=東京株式市場・3日前場

2008年04月03日 11:59更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 3日前場の東京株式市場では、前日終値水準を挟んだもみ合いの末、平均株価は前日比11円35銭高の1万3200円71銭と小幅に3日続伸した。小幅高で寄った後は、前日の米国株の反落に加え、前日の平均株価が高値引けに今年3番目の上げ幅(532円94銭高)を記録した反動もあり、利益確定売りなどに押される展開。合計650億円の売りバスケット(買いバスケットは200億円)が観測されたことも重しとなり、平均株価は午前9時11分に1万3137円10銭(前日比52円26銭安)まで売られる場面もあった。ただ、低調な商いが続く中で売り物も限定され、売り一巡後は方向感に乏しい展開となった。

 市場からは、「前日急騰の反動が出ているが、その割には底堅いイメージだ。前日の米国株式市場で、3月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計が市場予想を上回ったことで今週末の3月米雇用統計への懸念が後退し、センチメントの改善につながっている。また、信用評価損益率に改善傾向が見られるなど地合いも好転しつつある」(大和証券SMBC・エクイティマーケティング部・西村由美氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり604、値下がり971。出来高は9億5325万株。売買代金は1兆576億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台前半(2日終値は1ドル=101円93銭)で取引されている。

 三住海上 <8725> 、日本興亜 <8754> 、T&DHD、ニッセイ同和など保険株が堅調に推移し、業種別値上がり率トップ。NY原油先物高を背景に国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、新日石 <5001> 、昭シェル <5002> 、新日鉱HD、コスモ石など石油株にも買いが向かった。住友鉱 <5713> 、アサヒプリ <5855> 、三菱マ、DOWA、三井金など非鉄金属株や、伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> 、三井物、丸紅、住友商など商社株も上昇。需給ひっ迫による世界的な石炭価格の上昇を背景に、太平発、三井松島、住友炭など石炭株も大幅高となった。NTT <9432> 、スカパーJ <9412> 、NTTドコモ、KDDI、ヤフー、ソフトバンクなど情報・通信株も高い。個別では、原発関連で木村化 <6378> がストップ高カイ気配となり、宇徳、帝国電機、西華産なども急上昇。シークス <7613> はストップ高に値上がり率トップとなった。

 半面、モルガン証や野村証の業界投資判断引き下げを受け、富士重 <7270> 、ホンダ <7267> 、トヨタ、ダイハツ、ショーワなど自動車関連株が下落。HOYA <7741> 、オリンパス <7733> 、シチズンHD、トプコン、東精密など精密機器株も軟調。東京国税局から更正通知を受領し、47億2200万円の追徴課税発生を発表したプロミス <8574> や、SFCG、アコム、ジャックスなどノンバンク株も売られた。日清オイリオ <2602> 、オエノンHD、雪印乳、山パンなど食品株も押された。個別では、クミアイに利益確定売りが継続し、値下がり率トップ。ほか、ポイント、都民銀、URBANなども急落した。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:株式新聞


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