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2日のロシア市場、続伸 銀行株が上昇を牽引
ロシア株式市場、続伸 利食い売りをこなしつつ、銀行株が上昇を牽引
2日のロシア株式市場は、続伸。MICEX指数は五日続伸となった。欧米市場が大幅高となったことで、ロシア市場も上げて始まり、ほどなく上昇幅は1%超となった。しかしそこからはこのところ上昇が続いていたエネルギー関連株中心に利喰い売りが入り、上げ幅を縮小した。ただ昨日の終値近辺は底堅く、ズベルバンク(SBER)、VTB(外貿銀行 VTBR)といった大手銀行株が連日で大幅高となったこともあり、上昇を維持して取引を終えた。MICEX指数は前日比0.74%高の1652.86、RTS指数は0.29%高の2069.64で取引を終えた。
石油掘削税減税効果を見込んだエネルギー関連株への買いにも一巡感が出てきた。今後は減税実現に向けた具体的動きを注視する必要があろう。中心銘柄となったルクオイル(LKOH)は、減税案発表以来10%以上上昇していたが、米大手証券ゴールドマン・サックスでは同社株の投資判断を"買い"から"中立"に引き下げている。
個別ではロシア最大のトラックメーカー、カマズ(KMAZ)が連日で大幅高。19%を持つ大株主である証券会社トロイカ・ダイアログが中心となって、同社株の20〜25%を年内に譲渡する意向だ。譲渡先候補にはスウェーデンのボルボやスカニア、イタリアのIvecoなどが挙がっている。02日は4.29%高の143.98ルーブルで取引を終えている。
メドベージェフ次期大統領は2日、戸建住宅建設推進のため基金を設立する意向を明らかにした。公的な遊休地を有効利用し、戸建住宅建設を年間50万から100万件程度にまで引き上げる計画。ロシアではソビエト時代から集合住宅が一般的で、今も国民の77%が集合住宅に住んでいる。新大統領はこれをソビエト時代の平等主義的遺物として、戸建住宅を新時代のシンボルとしたい考えだ。このニュースを好感して02日は不動産株が物色された。システマ・ハルス(HALS)は前日比2.63%高の3528.46ルーブル、オープン・インベストメンツ(OPIN RTSのみのお取扱)は1.70%高の5309.00ルーブルで取引を終えている。
米国株、小反落 FRB議長が公式の場で始めて景気後退入りの可能性に言及
米国株式市場は、小反落。米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で景気後退入りの可能性を初めて認めたことが嫌気された。原油価格が大幅反発したことも消費関連株の売りにつながった。国際通貨基金(IMF)が米国の今年の成長率見通1月時点の1.5%から0.5%へ引き下げ、さらに2008年と2009年の世界の成長率が3%以下となる確率を25%と試算していることも悪材料となった。IMFでは、この水準は世界的景気後退に等しい、としている。
一方04日発表の米雇用統計の先行指標となる3月のADP民間雇用者数が前月比減少との市場予想に反して増加となって、株式市場は昨日の大幅上昇にもかかわらず、下げ幅は限定的であった。ダウ工業株平均は前日比0.38%安の12605.83で取引を終えている。
債券市場では信用不安が後退したことで、引続き資金が安全資産である米国債から逃避して、金利は上昇した。
為替市場では、FRB議長が景気後退の可能性に言及したことで米ドルが対ユーロで反落となった一方、対円では信用不安の後退からキャリートレードが活発化して一時102円台後半まで上昇した。
ニューヨーク原油は急反発 ガソリン在庫が予想に反して減少を示す
ニューヨーク原油先物は、急反発。米週間石油在庫統計でガソリン在庫減少が示され、ガソリン先物が史上最高値を更新し、原油も連れ高となった。1バレル=104ドル台で取引を終えている。
金先物は米ドルが反落となったことで反発、銅先物も米国の雇用指数が市場予想を上回ったことを好感して反発している。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
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