マイクロソフト関係者が4日、AP通信に話したところによると、同社は昨今の経済状況やヤフー事業の進展状況をかんがみて、ヤフー買収の是非について再度検討しているという。 関係者の話によると、ヤフーの検索業界における占有率、全体的な経営状況が、マイクロソフトが2月1日に買収案を発表して以来悪化を示しているため、買収について再検討する必要があるという。 買収案発表当時はマイクロソフトはヤフーに対して市場価値から62%上乗せした446億ドルでの買収案を提示していた。しかし4日現在においてはヤフー株価の減少により、市場価値から62%上乗せすると410億ドルまで引き下げられることになる。 ヤフー取締役委員会はマイクロソフトの買収案に対して、同社を過小評価しているとして拒絶していた。その後ヤフーはグーグル、ニューズ傘下のマイスペース、タイム・ワーナー傘下のAOLなどとの提携関係を模索してきた。 2月に米ヤフー、マイクロソフトの両社ともに1%以上の検索業界における占有率減少を示した。米調査会社comScoreによると、2月の米検索業界シェアはグーグルが59.2%、ヤフーが21.6%、マイクロソフトが9.6%となったという。 4日、米ヤフー株価は時間外取引で3%以上下落して27.40ドル、マイクロソフト株価は1.5%上昇して29.60ドルとなった。