[コラム]Web2.0、韓国の姿は?
提供:ランキードットコム(www.rankey.com)
この数年間、世界のインターネットで一番注目されたキーワードは、やはり “Web 2.0”である。ランキードットコムの分析結果においても、2007年に最大の成長を示した分野である。11月の訪問者数調査結果では、とりわけブログが同年1月比271%増と大きく伸びている。11月の韓国情報産業連合会で、韓国国内IT専門家227人を対象にしたアンケート調査でも回答者の66.5%が、Web2.0が2008年IT産業の大きなイシューになるとの見方を示したという結果が出ている。また米調査会社のガートナー社もWeb 2.0の主要技術であるマッシュアップ(Mash up)技術が、今後5年間著しく発展すると予想するなど、海外でもこれから先もWeb 2.0の発展が続くと見込まれている。
このようにWeb 2.0の波及力は韓国内外で非常に目立っている。インターネットメディア企業はWeb 2.0の基本概念である参加と共有を土台にするサービスを提供するための、多様な試みを行っており、ITサービス企業もWeb2.0市場に先行投資するために活動している。
韓国のWeb 2.0の現況
ウィキペディア、マイスペース、セカンドライフなど、現在Web 2.0として著名なサイトは米国が中心で、韓国内での利用は大きくないと見られる。韓国内のWeb 2.0は主にブログ、ミニホームページ、動画UCCを通じて現われている。このうちブログとミニホームページは年齢の若いユーザーを中心に急速に広がり、最近は企業型ブログも登場するなど、ますます発展している。しかしUCCの場合には、多くのインターネットユーザーが利用しているが、自分で製作し、共有する形よりは、既に作られた動画を配布することに焦点が合わせられており、本当の意味のWeb 2.0を具現しているサービスは探しにくいと言える。
また、著しい発展を遂げたブログ、動画UCCサイトがユーザーの関心を集めているが、売上げの側面でどのくらいの事業性があるかに対してはまだ証明されていない。
韓国でのWeb 2.0の進化
昨年と同様に、Web 2.0に対する韓国内の試みは今後も継続して広がると見られる。2006年と2007年が概念を把握し、国内への適用に悩んだ時期であるとすれば、今年はWeb2.0の適用したサービスが実際に出る年になると言えるだろう。また、昨年はヤフーのフリッカー(Flicker)のようなグローバルサービスが韓国内に進出を開始した他、今年はマイスペース、ユーチューブなどが韓国サービスのスタートを予定しており、これに対抗する韓国Web 2.0サービスが現れることも期待される。
Web 2.0は、無限な可能性を持つWebから新たに現われ、急速に受け入れられた概念の一つである。今後もこれに代わるものや発展した新しい概念とサービスは絶えず現われるはずで、それとともにウェブは自ら進化して行くだろう。またこうした進化は国境を超えて世界的に現われている現象だ。韓国と日本はIT産業において技術をリードしているインターネット先進国である。このような名声にふさわしく韓日インターネット市場が新たなサービスとパラダイムを受け入れ、これをどのように発展させて行くかはウェブビジネスに携わっている者が悩むべき重要な問題である。これから韓日インターネット産業におけるWeb 2.0の発展に期待できる。
※ランキードットコム(www.rankey.com): 韓国の代表的なウェブサイト分析、評価専門機関。インターネットユーザーのインターネット利用パターンを調査し、ウェブサイトのトラフィックと訪問者忠誠度などを分析、これを土台にインターネットデータサービス、 アプリケーションデータサービス、eビジネスコンサルティングを行っている。
韓国市場では主要ポータルやインターネットショッピングモールをはじめ政府、公共機関にデータサービス及びコンサルティングサービスを提供している。
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