[FINAMレポート8日付]露ゴーリキー自動車(GAZA)、乗用車生産事業を分離し、新会社を設立する計画
ゴーリキー自動車が、乗用車生産事業を分離し、新会社を設立することは、同事業の効率性、および同社全体における業務の透明性を高めることになり、同社の企業価値上昇の好材料となるだろう。
ロシア自動車大手、ゴーリキー自動車の取締役会会長セルゲイ・ザノジン氏の発言を引用したVedomosti紙の報道によると、同社は、現在、乗用車生産事業を分離し、新会社を設立する可能性を検討している。この決定は、同社が生産量拡大に必要な車体を供給できる相手企業を見つけることができるかどうかに影響されると見られる。
同社は、近いうちにChryslerSebring車体を基にしたGAZ Siberモデルの生産を開始する。そのため、同社は米国から同モデルの生産に必要な設備を購入した。これによって、同社は生産ラインの年間生産能力を16万台まで伸ばせる。しかし、同社が計画している生産量はGAZ Siber6万台のみである。従って、同社は、最低もう1台のモデルを生産するものと考えられる。
同社による乗用車生産事業の分離は同事業の効率向上に繋がるとFINAMは考える。現段階では、同部門の収益率は、他の部門を大幅に下回っている。従って、同事業を同社から分離し、新会社を設立すれば、経営の改善が期待できる。同社の決算報告には、乗用車別の売上高およびその収益率が記載されていない。従って、同事業を分離することによって、同社全体における業務の透明性向上が期待できる。
FINAMによるゴーリキー自動車の目標価格は、263ドル/普通株(2008年末時点)。成長率可能性は、28.8%。評価は「買い」。
優先株の目標価格は、144.7ドル/株(2008年末時点)。成長率可能性は、17.6%。評価は「買い」。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
|
ロシア経済最新記事
|