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五輪聖火、厳戒態勢下サンフランシスコに到着

2008年04月09日 13:51更新 mailメール

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 北京オリンピックの聖火は米西岸時間8日午前4時前(日本時間同午後8時前)、北米唯一のリレー地であるサンフランシスコに到着した。前日7日に行われた仏パリでの聖火リレーでは、中国の人権問題への抗議活動が激化し、パリ市内が混乱状態に陥り聖火が消火される事態となった。一方米サンフランシスコではゴールデン・ゲート・ブリッジ(金門橋)に抗議者がよじ登り逮捕されるなどの事態が生じた。それに伴い、聖火は厳戒態勢が敷かれた中での到着となった。

 聖火はサンフランシスコ到着後、早急に車に積み込まれ、非公開の場所へ運ばれた。空港広報官によると「州知事の到着のような厳戒態勢であった」という。

 空港では問題は発生しなかったが、数時間後、数百人が市庁舎近くにある国連プラザに集まり、中国政府に対しチベットへの厳しい規制を取り除くよう求めた。また聖火リレーがチベットを通る予定となっていることから、中国政府当局によるチベット弾圧がより厳格化するという懸念を表明した。

 サンフランシスコの中国人コミュニティーの代表者らは、チャイナタウンから数キロ離れた場所で、平和な聖火リレーを求めるために記者会見を行い、「われわれは中国が夏季オリンピックの開催国に選ばれたことを誇りに思っており、聖火リレーに追随して生じている怒りの声を残念に思う」と述べた。

 サンフランシスコでは9日に約10kmのリレーが行われる予定である。市当局は聖火リレーを安全に執り行うため、厳重な警備にあたると話した。

 全世界をまわる聖火リレーは成長している中国の経済的・政治的な力を如実に現すはずであった。しかし中国の人権政策や最近のチベットに対する弾圧に反対する活動家らは、約13万7,000kmの聖火リレーに沿って、ギリシャでのリレー開始時から抗議を続けている。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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