3月貿易超過は134.07億ドル、輸出伸び率は30.6%に
4月11日、中国税関総署は、3月の貿易黒字を134億700万ドル(約942億9000万元)と発表した。同数値は、市場関係者が予測した133億ドル(約931億元)を若干上回る。また、3月の輸出額は前年同期より30.6%増、輸入額は24.6%増加となった。
3月の貿易データについて、業界筋は次のようにコメントを寄せている。
中信証券マクロ経済アナリスト孫穏存氏:
3月の輸出伸び率が反発した原因の一部は、昨年3月の伸び率が低かったことにある。従って、輸出の情勢が今後好調になると受け取ることはできない。
なお、今年第1四半期の伸び率は前年同期より若干落ち込んでいる。
今後の成り行きは国際経済情勢に左右される部分が大きい。
海通証券チーフマクロ経済アナリスト李明亮氏: 現在、中国対EU圏、日本などへの輸出状況は対米国の輸出状況よりも好調である。
全体から見れば、これまで中国の輸出が米国サブプライム問題によって受けた影響はそれほど大きくはなかった。
しかし、今後、米国経済を始め、国際経済情勢の変化を監視することが必要不可欠である。また、4月の貿易超過はさらに上昇していくだろう。
2008年の貿易情勢に対し、中国政府各関連機関責任者もそれぞれの見解を発表した。今年3月、商務部部長である陳徳銘氏は、両会(第11期全国人民代表大会、第11期全国政治協商会議)の席上で、2008年1月、2月の輸出平均伸び率は、豪雪災害や、春節が原因で、18%前後に下落した。しかし、3月は通常の状態に戻ると述べた。
中国商務部副部長である馬秀紅氏は、「今年、米国経済によって中国の輸出状況にマイナス影響を生じさせるため、中国貿易の伸び率はある程度下降する。」と予測している。「しかし、2008年、輸出商品構造の最適化や、輸入拡大などの措置が実施されるため、中国の輸出・輸入は均衡状態に落ち着く」とのこと。
中国財政部部長である謝暁人氏は、「中国政府は今後、輸出入関税や、輸出税還付率、加工貿易などの関連政策を整備し、エネルギー消耗が高く、汚染の高い商品の輸出を抑制する。一方、付加価値の高い商品輸出を奨励し、エネルギー消耗度が低く、付加価値の高い部品の輸入に優遇政策を提供していく方針である」と述べた。
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