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11日のロシア市場、反落 企業業績悪化を懸念
ロシア株式市場は反落 欧米企業の業績悪化を懸念
11日のロシア株式市場は、反落。米ゼネラル・エレクトリック(GE)が第1四半期の決算を発表し、市場予想を下回ったことで欧米市場が急落したことに連れ安した。ロシア市場は先週木曜日まで週間ベースで3%ほど値上がりしていただけに、利益確定売りが先行した。独投資銀行ドレスナ-・クレインオート・ベンソンを買収する、との噂で買われていたズベルバンク(SBER)が、買収話を否定する声明を出したことで銀行株が下げたことも指数を押し下げた。MICEX指数は前日比2.11%安の1649.00、RTS指数は0.96%安の2112.10で取引を終えた。
ロシア市場に対する市場参加者の強気な見方は変わらないものの、欧米市場に追随せざるを得ない地合いも変わりはない。先週もMICEX指数は底堅く推移したものの、結局1550から1700のレンジ内の動きに終始した。11日の市場ではGEの決算により、これまで金融業界に限られていた収益悪化が米景気悪化の影響が一般の事業会社全体へ広範囲に及ぶ、との懸念が台頭した。今週は米国で企業決算発表が本格化する。注目を集める大手金融機関のみならず、ほかの業種の収益状況にも注意が必要だ。市場の一部では、景気後退は織込み済み、との楽観論もあるが、それが試される週となろう。
米国株は下落 GEが減益決算を発表し、企業業績への不安が高まる
米国株式市場は下落した。GEの四半期決算が資産売却の遅延や、金融部門の損失が会社予想を上回ったことで市場予想を上回る減益となり、同社株は13%安と20年ぶりの大幅下落となり、時価総額で約4兆7000億円を失った。世界中で幅広い事業展開をしている同社が減益となったことで、これまで金融機関に限られていた業績悪化が一般事業会社にまで及ぶのではないかという不安が広がり、幅広い銘柄が売られた。また4月のミシガン大学消費者マインド指数が1982年以来の26年ぶりの低水準となったことも悪材料。ダウ工業株平均は前日比2.04%安の12325.42で取引を終えた。
債券市場ではGEの減益とミシガン大学消費者マインド指数の悪化を受け、景気後退入り観測が強まり、安全資産である米国債へ資金が流入し、金利は低下した。
為替市場では、米株式市場の下落に加え、週末に開催されるG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)でドル安是正に向け、市場介入等の具体的な取り組みが実施される公算は小さい、との見方から米ドルが売られた。ただ週明けの市場では、G7で為替に関する声明が2004年2月以来初めて変更されたことで、当局が米ドル安を牽制している、との見方からドルは買い戻されている。
ニューヨーク原油は変わらず 高値警戒感とドル反発を嫌気
ニューヨーク原油先物は、変わらず。国際エネルギー機関(IEA)が月報の中で、世界経済の鈍化から2008年の世界原油需要見通しを3カ月連続で下方修正し、一時1バレル=108ドル台まで下落したが、その後ドル安に推移したことで引けにかけて値を戻した。1バレル=110ドル台前半とほぼ前日終値と変わらずで取引を終えている。
金先物はほかの商品先物が4月に入って続々と史上最高値を更新する中、金は3月に記録した最高値から大きく下げていることから先高感が後退しており、続落となった。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
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