15日、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)でNY原油5月先物価格は前日比2.03ドル増の1バレル113.79ドルで取引を終えたが、その後の時間外取引でが一時一バレル114.08ドルの最高値を更新した。国際エネルギー機関(IEA)が、今年のロシア原油生産量は過去10年間で初の減少を示すと報告したことが原油価格高騰を招いていると見られている。 また米国自動車協会(AAA)によると、米ガソリンスタンドでのガソリン販売価格平均も1ガロン3.386ドルの最高値を更新したという。ガソリン販売価格がもっとも上昇したのはカリフォルニア州で1ガロン4ドルを超えたという。 これから夏期ドライブシーズンを迎えるにあたって、ガソリン価格は更なる上昇を示すものと見られている。ガソリン先物価格は15日、6%程度上昇して1ガロン2.881ドルとなった。 昨今のNY原油が1バレル100ドル超で取引されている状況にはドル安が大きく影響している。IEAによると世界第2位の原油輸出国であるロシアは今年1月から3月にかけて日量平均千バレルの原油を生産しており、これは前年比で1%減を示していることになると発表した。ロシアの原油生産量が減少を示すのは1998年以来のことである。 その他NYMEXで取引された石油製品では、灯油先物が7.1セント上昇して1ガロン3.2739ドル、天然ガス先物が15.2セント上昇して千立方フィートあたり10.212ドルとなった。ロンドンブレント原油先物価格はICEフューチャーズ取引所で1.47ドル上昇して1ガロン111.31ドルとなった。