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JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、純利益減少も予測上回る

2008年04月17日 07:01更新 前の記事 次の記事  企業・収益発表一覧
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 米銀行大手のJPモルガン・チェースが16日に発表した1-3月期決算は、純利益が23億7,000万ドル(約2,400億円)と前年同期の47億9,000万ドルから約50%減少した。住宅ローンの貸倒損失など51億ドルのクレジット損失引当金を計上した。

 一株利益は68セントとなり、前年同期の1.34ドルを下回ったが、市場予想平均の一株利益64セントは上回った。純収入は169億ドルで、前年同期の190億ドルを下回った。

 主力の投資銀行部門で約26億ドルの評価損を計上し、同部門純収入は52%減となった。企業買収のための融資や抵当権証券、債務担保証券(CDO)での損失が計上された。
 
 今後の見通しについて、JPモルガンCEOのジェイミー・ダイモン氏は、声明文で「もし米経済状況がこのまま悪化して信用収縮が続けば同社クレジット事業、全体の収益にも影響するだろう。このような懸念は今年いっぱいは続くだろう」と述べた。JPモルガンがベアー・スターンズを吸収するに伴い、ダイモン氏は、「今後両社において人員削減がなされる予定だ。人員削減に伴い、同社のニューヨークでの新規雇用は凍結した」と述べた。JPモルガン株価は16日、2.84ドル(6.7%)上昇して44.96ドルとなった。

 米銀行アナリストのJeffrey Harte氏は「不動産ローン事業が悪化しているのは周知の事実だ。今問題になっているのは他の事業にも影響しているかどうかということであるが、JPモルガンは比較的良好な結果を示した」と述べた。

 米銀行第5位のウェルズ・ファーゴも16日に四半期決算発表を行い、純利益が前年同期比11%減の20億ドルとなると発表した。減少幅が予想より少なかったため、同社株価は1.20ドル(4.3%)の上昇を示し29.01ドルとなった。

 ウェルズ・ファーゴCEOのJohn Stumpf氏は、「まだ悪循環の終わりに達したとは思えない」と述べている。

 今後17日には米メリルリンチ、18日には米シティグループの決算発表が控えている。メリルリンチの四半期評価損は60億ドルから80億ドルの間、シティグループの1四半期評価損は100億ドル以上に達するものと予測されている。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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