16日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比256ドル80セント高の1万2,619ドル27セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同64.07ポイント高の2,350.11で終えた。JPモルガン、コカ・コーラ、インテルが市場予想を上回る四半期決算を発表したことが好感され、長期化するクレジット危機から世界経済は回復しているとの楽観的見方が広がった。 米第3位の大手銀行JPモルガンは、債務担保証券(CDO)などに関連した26億ドルの評価損を計上したものの、市場予想は上回った。多様な業種から好調な四半期決算が報告されたことから、広範囲に買われた。 3月の米消費者物価指数と住宅着工・許可件数が発表され、いずれも米景気後退への懸念を強めるものであった。米地区連銀によるベージュブックも経済の弱まりを示した。しかしそれらは市場で予測されていたことであり、反応は薄かった。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)における原油先物取引は、先週の原油在庫が予想外に落ち込んだとの報告を受け、前日比1.14ドル高の1バレル114.93ドルを記録した。