中国中央銀行:預金準備率を0.5ポイント引き上げ、16%に
4月16日、中央銀行は、2008年4月25日より、各金融機関の人民元預金準備率を0.5ポイント引き上げ、16%に調整するよう発表した。今回の調整で、今年3回目の引き上げとなる。調整後、人民元預金準備率は史上最高値を記録する見通し。
中央銀行は引き続き緊縮的貨幣政策を実施し、銀行における流動性管理を更に強化させることが今回の調整目的になるという。
中国国家統計局によると、2008年第1四半期、国内総生産(GDP)は10.6%、消費者物価指数(CPI)は8.0%となった。
そのほか、固定資産投資は前年同期より24.6%増となった。輸出伸び率も減少し、3月までの広義マネーサプライ(M2:現金通貨、預金通貨、準通貨)の伸び率も16.29%へと下降した。
このような経済情勢のなか、中央銀行が引き続き預金準備金率を高く調整した背景には、緊縮的貨幣政策を推し進めるためとみられる。
一方、銀河証券研究センター責任者である滕泰氏は、「預金準備金率の調整はCPIや、短期投資資金、ホットマネーなどを抑制するためである」と見ており、今後、中央銀行の預金利率引き上げは実施されないと予測している。
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