17日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比1ドル22セント高の1万2,620ドル49セントで終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同8.28ポイント安の2,341.83で終えた。発表された決算がまちまちで、投資家が買いに慎重になった。失望を誘う経済指標も市場の不安を高めさせた。 フィラデルフィア地区連銀が発表した4月の製造業景気指数は、3月のマイナス17.4からマイナス24.9に落ち込んだ。また、新規失業保険申請件数が増加たことで景気後退への不安が強まった。 証券大手メリルリンチが発表した1-3月期決算は、最終損益が21億4千万ドルの赤字だった。住宅ローンとレバレッジド・ローン関連の資産で大幅な評価損を計上したことが響いた。同社は新たに3,000人の人員削減を行うことも発表した。ジョン・セイン最高経営責任者(CEO)は電話会見で、4月の事業環境は1-3月期より改善しているとの見方を示し、同社株は上昇して終えた。 メリルリンチに続いて発表されたIBMの決算は市場予想を上回ったが、携帯電話大手ノキア、製薬大手ファイザーの決算は予想を下回った。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、早朝に過去最高を更新したが、前日比7セント安の1バレル114.86ドルで終えた。金先物相場は反落し、外国為替市場のドル相場は主要通貨に対しておおむね上昇した。