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米メリルリンチの1-3月期、19億6千万ドルの大幅赤字

2008年04月18日 09:09更新 前の記事 次の記事  企業・収益発表一覧
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 米証券大手メリルリンチ(Merrill Lynch)が17日発表した1-3月期決算は、最終損益が19億6千万ドル(約2,000億円)の赤字だった。65億ドル以上の評価損を新たに計上したことが響いた。

 前年同期の21億1千万ドルの黒字から大幅赤字に転落した。一株損失は2.19ドル、売上高は29億3千万ドルで市場予想を下回った。トムソン・ファイナンシャルの集計による予想値は一株損失1.99ドル、売上高が37億ドルだった。

 昨夏にサブプライム問題が表面化して以降、メリルは3四半期連続で赤字決算となった。現在までに銀行や証券各社は総計2,000億ドル以上の評価損を計上しており、今後も増加すると見られている。

 4カ月前に就任したジョン・セイン最高経営責任者(CEO)は、「ウォール街での30年の経験中、最も難しいと言える状況だ」「数カ月間は減速が強まり、さらに状況が困難になると見ており、今後数四半期もそうなる可能性が高いが、08年通期の決算には希望を持っている」と述べた。

 他の投資銀行CEOも最悪期は過ぎたとの見方を示しているが、今後の状況については、本格的に回復するのは今年下半期以降と予想している。

 1-3月期は、メリル以外の金融大手も業績が悪化している。JPモルガン・チェースが16日発表した1-3月期決算は純利益が約半減した。ワシントン・ミューチュアル、ワコビア、ウェルズ・ファーゴが発表した1-3月期決算も減益や赤字だった。18日に発表のシティグループ決算も赤字になると見られており、評価損は100億ドル以上を計上すると予想されている。


list金融大手各社の第1四半期決算
米サリー・メイ、1-3月期に1億4百万ドルの損失計上(04/17 15:12)
JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、純利益減少も予測上回る(04/17 07:01)
米ワシントン・ミューチュアル、1−3月期は11億ドルの赤字(04/16 10:15)
米ベアー・スターンズ、12−2月期は79%減益も黒字計上(04/15 11:51)
米銀大手ワコビア、1-3月期は3億9千万ドルの赤字 70億ドル増資(04/15 10:04)


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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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