米通信大手AT&Tは18日、全従業員の1.5%にあたる約4,600人を削減する計画を明らかにした。主な削減対象となるのは、特に地域通信サービスや大企業向けサービスなどの固定通信事業の管理職で、成長性の高い部門に経営資源を集中させる狙い。 同社広報のMichael Coe氏は、「削減について発表を行ったが、携帯電話やテレビなどの成長分野で人員を補強するため、全体の従業員数は年内で一定に保たれる見込み」と述べている。 同社によると、リストラ関連費用として第1四半期に3億7,400万ドルを計上するという。同社は22日に第1四半期の決算発表を行う。 同社の従業員数は昨年末時点で30万9,500人だった。同社は2006年に米地域通信大手ベルサウス(BellSouth)を買収した当時、重複を低減させるために向こう3年間で1万人の人員削減を行うと発表していた。今回の発表はこの削減計画とは別のもので、当時の発表以来、最大規模の人員削減計画となる。 同社は昨年はベルサウス買収に関連した人員削減を行ったが、従業員数は7千人増加した。固定電話部門は、携帯電話やケーブル電話サービスとの競争から縮小したが、成長部門である携帯電話とテレビを増強した。 同社株は18日の米株式市場で6セント下落した。