中国自動車価格、第2四半期より値下げを予測
今年第1四半期、鋼材、エネルギーなどの産業の川上商品が値上げし、銀行の貸付利子が上昇するなどの影響で、中国自動車生産企業の生産・経営コストが上昇し、自動車価格も2007年末より小幅に上昇した。2008年第2四半期からは、中国の自動車価格は値下げを開始すると予測されている。
第1四半期、国産自動車価格が小幅に上昇
全国36大中都市での観測データによれば、2008年第1四半期、中国国産自動車の価格が持続的に小幅に上昇し、前年末より1.05%上昇、前年同期比3.17%下落した。
そのうち、普通乗用車価格の変化が、自動車価格変化の主因となっている。2008年第1四半期の乗用車価格は、前年末より2.08%上昇し、1ヶ月平均0.69%上昇した。また、前年同期より3.15%下降となっている。
一方、商用車価格は小幅に下落、前年末より0.70%降下、1ヶ月平均0.23%下落、前年同期より3.23%下落した。
また、今年に入り輸入自動車価格も持続的に値を下げているという。輸入自動車のうち、セダンタイプの乗用車価格は、2008年初頭に大幅上昇したが、2―3月は2ヶ月連続で値を下げた。3月には輸入セダンの価格は前年末より0.33%下落した。
第2四半期、自動車価格は値下げか
第1四半期、鉄鉱石、エネルギーなどの原材料価格が大幅に上昇したため、自動車の生産コストが大幅に引き上げられた。また、年初の低温、豪雪による輸送能力の低下も、市場供給に影響をもたらし、自動車価格は例年の値下げ状況から一変、小幅に上昇となった。
しかし、生産能力の拡大、市場競争の激化などによって、今後自動車価格は下がると予測されている。
2008年1―2月、全国の自動車生産量は148万台、前年同期比10.69%増加、販売量は152万台に及び、前年同期より19.27%増加した。そのうち、乗用車の生産量は108万台、前年同期比9.43%増加、販売量は115万台、前年同期比18.64%の増加となった。
また、1―2月の自動車需要量は生産量を上回り、これも自動車価格が上昇した要因のひとつと見られる。
現在の自動車企動向を見れば、多くの企業が、資産統合、事業再編などの方法で、生産コストの削減を図ると同時に、生産規模の拡大に取り組んでいる。これにより、第2四半期には、供給不足が緩和される見込みという。
また、第2四半期は自動車販売のオフシーズンとなっており、特に、現在開催中の北京国際モーターショーによって自動車への関心が集まり、市場競争を刺激、自動車価格引下げに期待が寄せられている。
なお、緊縮的貨幣政策の実施、人民元切り上げなども、消費者の自動車購入計画に影響を与え、間接的に自動車価格を引下げると予測されている。

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