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米テキサスインスツルメンツ1−3月期純利益28%増

2008年04月22日 10:21更新 mailメール

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 米半導体製造大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)は21日、1−3月期(同社第1四半期)収益発表を行った。同社第1四半期純利益は6億6,200万ドル、一株利益49セントとなり、前年同期の5億1,600万ドル、一株利益35セントから28%の増益となった。税引き後の一株利益は43セントとなり、これはトムソン・ファイナンシャルアナリストらによる予測値とほぼ一致した。売上高は前年同期比3%増の32億7千万ドルとなり、アナリスト予測値の32億8千万ドルをわずかに下回った。

 TIは第1四半期に高精度アナログICの力強い売上が増益につながったという。アナログICはデジカメ、デジタル音楽プレーヤなどに多岐に使用されており、TIの全売上高の4割を占めている。携帯電話に使用されるデジタル信号処理を行うDSPの売上高は3%減少を示した。ワイヤレスデバイス向け半導体売上高は前四半期比で18%減となり、例年の前四半期比減少率5%をはるかに上回る減少率となった。

 同社バイスプレジデントのRon Slaymaker氏は、記者会見で「製造工場での生産量を減産させた。今後数四半期間は在庫も減少する見込みである」と述べた。そのため4−6月期については同社会長兼CEOのRichard K.Templeton氏が「昨今の米経済の不透明性から考えて、第2四半期の見通しには慎重になっている」と述べた。第2四半期一株利益についてはアナリスト予測値は一株利益48セントであるが、同社は42セントから48セントとなるとし、控えめの予測値を提示した。第2四半期売上高は32億4千万ドルから35億ドルの間となるという。アナリスト予測値は34億4千万ドルとなっている。

 TIの主要顧客はノキアやソニーエリクソンなどの携帯電話製造会社となっているが、これらの業者が昨年から材料供給先としてTI以外の選択肢も取り入れるようになってきた。先月にはTIが同社の主要顧客に対する売上が減少することを理由に第1四半期収益予測値を引き下げていた。

 21日の通常取引でTI株価は99セント(3.3%)上昇して30.59ドルとなったが、収益発表後の時間外取引で69セント(2.3%)下落を示した。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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