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21日のロシア市場、利益確定売りに押され反落
ロシア株式市場、反落 利益確定売りに押される
21日のロシア株式市場は、反落。MICEX指数が一月半ぶりに1700の大台を本格的に回復したことで、利益確定売りが先行し反落となった。とはいえ取引時間中に米大手銀行バンク・オブ・アメリカ(BOA)の決算が発表され、市場を失望させるものであったため下げが加速する場面もあったが、金曜日の安値は割り込まず、下値の硬さも示された。
原油価格が一段高となったものの、ガスプロム(LKOH)、ルクオイル(LKOH)など主力のエネルギー関連株が軒並み安となり、BOAの決算を受けてズベルバンク(SBER)など大手銀行株も安い。また上場廃止が2ヶ月以内に迫り下げが加速しているロシア統一電力システムズ(EESR)は前日比3%を越える下落となり、終値ベースで52週安値を更新した。主力の中ではノヴォリペツク製鉄(NLMK)が9%増益と一株あたり3ルーブルの配当を発表して同3.37%高と主力株では唯一の値上がりとなった。MICEX指数は前日比1.16%安の1686.88、RTS指数は0.17%安の2172.25で取引を終えた。
米国株、反落 先週の大幅上昇後で警戒感が強まる
米国株式市場は、反落。先週大幅上昇となったことで上昇ピッチへの警戒感が強まり、小幅反落となった。大手銀行BOAは貸倒引当金が膨らみ、純利益が市場予想を下回ったことや、また大手地銀のナショナル・シティーは住宅関連の巨額損失で赤字決算となり18日の終値を約40%下回る水準でプライベートエクイティ・ファンドを引受先に70億ドル(約7229億円)の出資を受けると発表したことが嫌気され、金融株が下げを主導した。
先週は大手金融機関の経営陣から信用不安が最悪期を過ぎつつある、との見方を示したことで金融株が上昇を牽引したが、この日は景気減速に伴う損失が徐々に拡大しつつあることが明らかとなり、金融市場は楽観一色となりきれないことが示された。また英中央銀行が金融機関による貸し渋り対策として約500億ポンド(約10兆2265億円)相当の国債を銀行が保有する住宅ローン担保証券(MBS)と交換すると発表したものの、市場の反応は鈍かった。金融株が売られた一方、アップルが堅調な売上予想するレポートが出て上昇し、ハイテク株の上げを主導し、原油先物の上昇を受け石油株も買われて指数を支えた。ダウ工業株平均は前日比0.19%安の12825.02で取引を終えた。
債券市場では、相場の下落が止まらない。この日も米国債からの資金流出がつづき、金利は上昇した。また今週米国債の定例入札が控えていることで、需給面の不安も高まっている。また各国の中央銀行当局者が追加利下げに慎重な姿勢を鮮明にしていることも市場を弱気にしている。先物市場では4月30日の米公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利下げ観測がついに100%を割り込み92%となった。これは8%の市場参加者は金利据え置きを予測していることを示している。市場ではもしFOMCが利下げを打ち止めにすると、短期債の下落余地はまだある、という見方が大勢だ。
為替市場では、英大手銀行が約370億ポンド(約7兆5676億円)相当の損失を抱えている、とするレポートが出て英ポンドが下落した。英中銀の資金供給策発表と重なったため、市場の不安をかえってあおる結果となった。また欧州中央銀行(ECB)政策委員が、原油高が賃金を押し上げ始め、インフレリスクの長期化を高めているとの認識を示したことで、ユーロが対ドルで上昇した。
ニューヨーク原油は続伸 ナイジェリアでの武装組織による攻撃で供給不安が高まる
ニューヨーク原油先物は、続伸。欧州最大の石油会社、ロイヤル・ダッチ・シェルが、ナイジェリアでの武装組織による攻撃の影響で、日量約17万バレルの供給停止を余儀なくされたと明らかにし、供給不安が高まった。1バレル=117ドル台で取引を終えている。時間外取引では更に上昇し1バレル=117.60ドルの史上最高値を更新している。
金先物は原油先物の上昇に加え、ユーロが米ドルで強含んだことで反発となった。銅先物は価格上昇による消費量抑制が懸念され下落した。一方小麦、トウモロコシなどの農作物先物は米政府が発表するリポートで米国の穀物の生育状況が、好天のため改善が示されるとの観測から軒並み大幅安となった。世界最大のコメ輸出国タイが香港の需要に対応するコメは供給可能と発表したことで、コメ先物は6日ぶりの下落となった。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
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