全米不動産協会(NAR)が22日に発表した3月の米中古住宅販売戸数は、年率換算で前月比2.0%減の493万戸(季節調整済み)となった。住宅価格の中央値は前年同月比7.7%減の20万700ドルとなり、7ヶ月連続の前年比減少となった。住宅市場不況の底深さを示した。 販売戸数の前月比減少はほぼ市場予想通りの結果であった。前年同月比では19.3%減少した。 住宅価格の中央値は、2月の19万5,600ドルをわずかに上回ったが、前年同月比が2月の8.4%減に次ぐ大幅な減少率を記録した。 NAR主任エコノミスト、ローレンス・ユン氏は「今年後半には、連邦住宅管理公団(FHA)による不動産担保証券の改善や大口不動産担保ローンの上限価格引き上げ等によって、中古住宅販売数の改善が見られ始めるだろう」と分析している。