ホーム > コラム > グローバル > 経済情勢 > [コラム:トキの囁き]「次の危機に備えながら今の危機を絶て」

[コラム:トキの囁き]「次の危機に備えながら今の危機を絶て」

2008年04月23日 13:48更新 前の記事 次の記事  コラム・経済情勢一覧
記事を印刷する 記事をメールで送信する
ソーシャルブックマークに登録:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

出典:ai明治FXホームページ(http://www.aimeijifx.co.jp/)「トキの囁き/FXニュースレター 副代表 TOKI 2008年4月23日付」より

 G7明けの先週、ドル相場はG7声明に一定の歯止めをかけられながらも公表されるアメリカ大手金融機関の業績報告を背景にまずは下値を試しに動くのではなかろうかと思われていました。

 実際発表された数字は前回に比して改善を見たわけでもなく、大方の予想通り悪化していました。市場予想ほどに悪化していなかった点を除けば。

 市場は予想値を織り込んでいた分、ドルは買戻しが優勢となり、また押し目を拾おうと待っていた参加者は拾えないままにドルの上昇を見ることとなり、結局これまで強いレジスタンスとなっていた水準を上抜けてしまいました。

 金曜に、ドル円が104円台半ばまで押し上げられましたが、それだけシティグループの数字に注目していたと言うことも含まれるでしょう。

 これまで、市場はどちらかと言えばドルに対してネガティブなトピックスに敏感に反応して、ドル安を牽引してきましたが、少し前からやや流れが変り、ネガティブなものへの反応が鈍っていました。

 このアメリカ大手金融機関らの業績に関しても、確かに思ったほど悪くなかったわけですが、これまでのセンチメントであればこのような反応にはならなかったと思われます。

 実体経済に本格的な悪影響が顕在化するのはこれからですから、先週の反応に懐疑的であてもおかしくはないのですが、市場はこれまでその事態を織り込んで推移していたことを考えると、これまでの信用不安はある程度最悪期は脱したものと考えても良いのかもしれません。

 さりとて各国の金融当局が一息つけるかといえばそうではありません。この信用不安が再燃しないための監視をしながら、すでに問題となりだしているインフレとのサジ加減を考えねばならなくなりそうです。舵取りを誤ればスタグフレーションの危機が待っています。

-------Fin-------


■次回は2008年4月23日(水曜日)更新予定です

[PR]
○投票 ×投票
Powered by newsing
この記事をソーシャルブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

この記事のトラックバック(0)

  • この記事のトラックバックURL(承認制のため、掲載されるまでしばらく時間がかかります。) :


最新記事コラム最新記事

求人検索サービス提供中
Webサービス
arr [リリース掲載・配信] 900媒体以上へリリース配信
arr [ネットショップ] 0円から開業の安心ネットショップ
arr [ホームページ制作] 見積無料、中小企業のHP制作
arr [テンプレート] 美しいHPテンプレートの格安販売
メールマガジン配信中
人気TOP10ニュース
 
人気リリースTOP10
track feed なかのひと