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22日のロシア市場、小幅続落 ロシア統一電力システムズが下げ主導

2008年04月23日 15:49更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・ロシア市場一覧
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ロシア株式市場は小幅続落、ロシア統一電力システムズが下げを主導

 22日のロシア株式市場は小幅続落した。海外市場も小動きで手がかり難の中、主力の電力持ち株会社、ロシア統一電力システムズ(EESR)が、前日比3%近く下落して指数を押し下げた。同社株は電力産業再編に伴う解体計画により、上場廃止まであと2ヶ月以内に迫り、投資家による売りが加速している。またエネルギー料金上昇で発電コストの高止まりが懸念される中、他の電力株も下落傾向にあり、相場の足を引っ張っている。 

 ロシア統一電力システムズは解体後、ロシア市場の株主には十数社の子会社株が割り当てられることになるが、ロンドン市場に上場している預託証券(GDR)に投資する投資家には子会社が預託証券を上場していない場合、現物株を売却後、現金が付与されることになる。解体に伴い、同社株は今月中にRTS指数からの除外も決定しており、株価指数に連動して投資する機関投資家や海外投資家を中心とした売りで下げ足を早めている。22日も終値ベースでの52週安値を更新した。MICEX指数は前日比0.35%安の1680.96、RTS指数は0.28%安の2166.23で取引を終えた。

 肥料メーカー、ウラルカリー化学(URKA)は取引終了後に、ベラルーシの販売子会社がアジア企業と締結した売買契約で、主力のカリウム肥料の取引価格を過去最高となる1トン当たり1000ドル(約10万円)で受注したと発表した。これは取引価格がこの1年半で5倍上昇したことを示している。取引価格には輸送コストも含まれるため、今後契約を結ぶブラジルの業者向け価格は、1000ドルを上回ることが予想されている。同社株は肥料価格急騰を受け11月のMICEX上場以来、2.3倍以上上昇している。
ウラルカリー化学(URKA)
22日終値  269.27ルーブル (前日比 2.95%安)
取引単位  1株          (約 1190円)


米国株、続落 原油先物価格上昇や業績見通し悪化を嫌気

 米国株式市場は、反落。原油先物価格が連日で史上最高値を更新したことや、一部企業の業績見通しが市場予想を下回ったことを嫌気した。

 原油価格上昇で小売関連が売られたほか、半導体大手テキサス・インスツルメンツは携帯電話向け半導体の受注伸び悩みで第2四半期の1株当たり利益予想が市場予想を下回り、第1四半期の利益と売上高も市場を下回ったことで下落、相場を主導した。また健康保険のユナイテッドヘルスは2008年通年の業績見通しを下方修正したことで下落した。景気動向に左右されにくいディフェンシブ銘柄にも業績悪化見通しが出たことで市場に警戒感が広がった。

 米銀行最大手シティグループのCEOが信用市場の収縮が始まりよりも「終わりに近い」と述べ、事態が収まりつつあるとの見方を示したものの市場の反応はいまひとつで、過度の信用不安からの買い戻し相場も一旦収束しつつあることが示された。一方、3月の米中古住宅販売は前年比19.3%減となったが、ほぼ市場予想通りだったため、材料視されなかった。とはいえこの日の相場動向は市場の関心が住宅市場から業績見通しに移っていることをうかがわせた。ダウ工業株平均は前日比0.82%安の12720.23で取引を終えた。

 債券市場では、追加利下げ観測の後退から売られ、金利は上昇した。先物市場では4月30日の米公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が弱まり82%となった。これは18%の市場参加者は金利据え置きを予測していることを示している。市場ではインフレ懸念も高まりを見せており、債券市場におけるインフレ期待(インフレ連動債利率と固定利率国債との利回り格差)はひと月ぶりの水準に上昇した。

 為替市場では、欧州中央銀行(ECB)匿名筋の発言で、「ECBの次の金利変更は利上げの可能性がある」と伝えられたことで、ユーロが急騰しこれまでの心理的な節目である1ユーロ=1.6ドルの大台をユーロ導入時以来、初めて突破した。


ニューヨーク原油は続伸、ドル安を受け7日連続で史上最高値を更新

 ニューヨーク原油先物は、続伸。ユーロが対ドルで導入以来の最高値を更新し、7営業日連続で史上最高値を更新した。市場では高値警戒感はあるものの、ここまで上昇が続くと売り向かうことへの慎重な姿勢も強まっているようだ。23日は米週間石油在庫統計が発表されるが、市場予想通り在庫増が示されれば、大きく反落する展開も考えられよう。

 金先物は原油先物の上昇と米ドル安を受け上昇、他の商品先物も軒並み上昇し、代表的な商品指数ロイター・ジェフリーズCRB指数は22日、過去50年来の最高値を記録した。


ARUJI GATE
※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。
日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/


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