23日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比42ドル99セント高の1万2,763ドル22セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同28.27ポイント高の2,405.21で引けた。米航空機製造大手ボーイングが市場予想を上回る四半期利益を計上した事など、企業決算が好感された。ただ原油取引価格の変動が激しく、買い一巡後は伸び悩んだ。 米ボーイングは、同社第1四半期の純利益が前年同期比38%増と発表した。また半導体製造のブロードコムやアナディジクスは市場予想を上回る業績見通しを発表した。市場が抱えていた第1四半期決算への不安を和らげ、ダウ平均は一時117ドル高となった。 また米損害保険大手のリバティー・ミューチュアルは、同業のセーフコを61億2,000万ドル(約6,260億円)で買収すると発表したことも、相場を押し上げた。本買収により米国5番手の大手損害保険会社が誕生するというニュースを受け、セーフコ株は前日比20.71ドル高の65.94ドルで引けた。 しかし買い一巡後は方向感が定まらず、インフレーションへの懸念から、原油価格の変動に注目が集まった。原油価格は、取引開始後下落したが、原油在庫の増加とガソリン貯蓄の減少が報告された後、再び反発した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)における原油先物取引は前日比23セント高の1バレル118.30ドルで引けた。