アマゾンは23日、1-3月期(同社第1四半期)収益発表を行った。発表によると、第1四半期純利益は前年同期比29%増の1億4,300万ドル、一株利益34セントとなった。米国内外での堅調な売上高が収益上昇に寄与した。 売上高は前年同期の30億2千万ドルから37%上昇して41億4千万ドルとなった。北米部門売上高は前年同期比31%増の21億3千万ドル、海外部門売上高は前年同期比44%増の20億1千万ドルとなった。同社CFOのTom Szkutak氏は、米景気後退が同社顧客の購入同行に影響を与えたような動きは見られなかったと述べた。 アマゾンは米国内での利幅はドル安により改善されたが、海外での利幅は悪化したという。アマゾン4-6月期(第2四半期)売上高は38億6千万ドルから40億8千万ドルとなるとの予測値を発表した。通年では売上高191億ドルから200億ドルとなる見込みであるという。 米国内売上高の低迷、海外市場での利幅減少などによる通年売上高見込みの投資家の期待を下回る発表を受け、23日同社株価は通常取引で1.40ドル上昇して81ドルとなった後、時間外取引で4.25ドル(5.2%)減少して76.75ドルとなった。アメリカンテクノロジーリサーチアナリストのTim Boyd氏は、「アマゾンが米経済低迷下で売上高上昇を示したことは印象的だ。しかし今後の業績には引き続き注視していく必要がある」と分析している。