インド政府「中国とのFTA締結は最優先事項ではない」
【ニューデリー】インド政府は23日、中国とのFTA(自由貿易協定)の締結はインドにとって最優先事項ではないとした。理由はインドの政府と産業界両方の「深刻な意見対立」のためだという。
ジャイラム・ラメーシュ商工担当相はラジャ・サバでの演説で「中国とのFTA締結については政府内およびインドの産業界で深刻な意見対立があり、その解決が優先だ」とした。
また、現在の時点で、中国とのFTA締結はインドにとっての最優先課題ではないとし「中国とのFTA締結は、産業界を含むインドのすべての利害関係者との話し合いなくしては最終決断に踏み切れない」と語った。
ラメーシュ商工担当相は、インドと中国は共同研究会を発足させており、FTA締結への実現可能性について突き詰めていきたいとした。
インドと中国のFTA締結への話し合いは進んではいるものの、FICCI(インド商工会議所)やASSOCHAM(インド商工会議所協議会)が、FTAによる免税の結果、中国の製品がインド市場にあふれるとの問題提起をしており、政府に対し締結前に慎重なアプローチをとるよう要請している。
中国はインドにとって最大の貿易相手国で、ここ数年、二国間貿易は驚異的に伸びている。
インドはすでにシンガポール、スリランカ、ブータン、ネパールと貿易協定を結んでおり、南アジア自由貿易協定(SAFTA)にも調印している。
※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。
関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
一般最新記事
|