24日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比85ドル73セント高の1万2,848ドル95セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同23.71ポイント高の2,428.92で引けた。失業保険申請件数が市場予想を大きく下回ったことや、米フォード・モーターの強い第1四半期決算が好感され、相場を押し上げた。 米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は、前週比3万3,000件減少し、市場予想の3,000件増を大幅に下回った。また米自動車大手のフォード・モーターが発表した同社第1四半期の純利益は、昨年第2四半期以来の好収益である1億ドルとなった。これらの結果を受け、ダウ平均は上昇した。 弱い米経済を示す指標や企業業績予想も発表された。3月の新規住宅販売件数は16年5ヶ月ぶりの最低水準に落ち込んだ。また、3月の米耐久財受注額の0.3%減やアマゾンとスターバックスからの弱い業績予想も発表されたが、反応は限られた。 ドル高を受け、原油などの先物商品取引価格が下落し、インフレーションや個人消費の減衰への懸念が弱まったことも相場の押し上げ要因となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)における原油先物取引は前日比 2.24ドル安の1バレル116.06ドルで引けた。