スウェーデンの通信機器大手エリクソンが25日発表した2008年1-3月期(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比55%減の27億クローナ(約471億円)、売上高は同4.8%増の44億クローナ(約767億円)だった。買収やリストラ、研究開発に関連するコスト増が利益を圧迫した。ソニーとの携帯電話の合弁会社ソニー・エリクソンが48%の減益となったことも重しとなった。 カール・ヘンリック・スヴァンベリ最高経営責任者(CEO)は、「現在の市場環境やドル安を考慮すれば、第1四半期は良好な発展があった」と述べている。 同CEOによると、同社は2008年もモバイルインフラ市場の成長はほぼ横ばいと想定しており、このシナリオに沿ったコスト削減策を進めていくという。一方で、プロフェッショナルサービス市場は堅調な成長を遂げられる見込みだとしている。 純利益は市場予想を上回っていたため、同社株は欧州市場で25%超上昇した。