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マイクロソフト、ヤフー買収で期限目前に葛藤

2008年04月26日 13:10更新 前の記事 次の記事  企業・買収一覧
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 米マイクロソフト(MS)が米ヤフーに対して行った446億ドルの買収提案の期限が近付く中、MSにはヤフー買収に追求するか否かを巡る葛藤が生じている。

 MSよる買収提案の期限は26日であるため、決定は数日内に下される見込み。ただ、マイクロソフトは来週初めまで次の動きについて明らかにしない方針を示している。

 MSの買収提案後、1月後半に4年ぶりの低水準となっていたヤフーの株価は上昇した。しかし、ヤフー取締役会が450億ドルではMSに身売りしないとの考えを繰り返し伝えているため、両社の交渉は膠着状態にある。

 大半のアナリストは、マイクロソフトが条件を引き上げるか、ヤフーの経営陣入れ替えを試みると予想している。一方で、ヤフー買収の立案者であるマイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)と、クリス・リデル最高財務責任者(CFO)は、買収提案を撤回する可能性も示唆している。

 バルマー氏とリデル氏のコメントは、ヤフーを交渉のテーブルにつかせるために圧力をかける戦略の一環と見られるが、一部のアナリストは、実際にMSが買収から手を引く可能性があることを指摘している。

 買収を撤回する要因として考えられるのは、委任状争奪戦のリスク。ヤフーの取締役を追放した場合、混乱や遺恨が残るおそれがある。逆に今回は買収提案を撤回すれば、夏に改めて買収提案を行うために態勢を整え、スムーズに買収を完了させられる可能性がある。

 ただ、このシナリオは、ヤフーがヤフーがオンライン広告のシェア低下から抜け出せないというMSの考えが正しい場合にのみ有効になる。MSの予想通りヤフーがシェアを取り戻せなければ、同社株はMSが初めての買収提案を行った時点の19.18ドルも下回る可能性がある。

 ヤフー株は25日の米市場で50セント下落し、26.80ドルの終値をつけている。

 一方のMS株は、1-3月期の決算発表で短期の見通しが市場の失望を招いたことから、25日の市場で1,97ドル安の29.83ドルで終えている。MS株が下落したことで、ヤフーに対する買収提案額は427億ドル(一株当たり29.68ドル)に減少した。

 ヤフーの株価が10ドル代にまで下落すれば、MSは当初の買収提案よりも受け入れら可能性の高い買収提案を新たに行うことが考えられる。

 ヤフー経営陣は2009年から2010年に売上高を25%増加させるという再建計画に自信を示している。しかし、アナリスト予想はこの目標値を大幅に下回っており、ヤフーの目標達成に対して懐疑的な見方が広がっていることが伺える。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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