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先物売りに一時下げ転換も引けにかけ切り返し、平均株価は30円高と続伸=東京株式市場・28日後場

2008年04月28日 15:42更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 28日後場の東京株式市場では、平均株価が前週末比30円90銭高の1万3894円37銭と続伸した。シンガポール取引所(SGX)で225先物売りが優勢だった流れを引き継いだほか、前場に一時1万4000円台を回復し、目先達成感や戻り売り警戒感から後場寄りは伸び悩み。午後1時すぎに先物市場への大口売りが出て、裁定解消売りを呼び込み、平均株価はマイナス転換。「債先買い・株先売りの動き」(市場筋)との指摘も聞かれ、一時117円安まで下げ幅を拡大する場面もあったが、引けにかけ買い戻しや欧州系の資金流入に切り返し、再びプラス圏に浮上した。

 市場からは、「休日を挟んだ谷間にしては商いが盛り上がり、後場中ごろの急落後も上げに転じるなど底堅さが増している。基本的には買い戻しが中心と見られるが、市場のセンチメントはかなり改善している印象だ」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1154、値下がり478。出来高は20億3740万株。売買代金は2兆8262億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(25日終値は1ドル=104円70銭)で取引されている。

 年初来高値を更新した三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> や、新生銀、みずほ、住友信託など銀行株に買いが継続し、松井証 <8628> 、新光証券 <8606> 、野村、大和証Gなど証券株なども上値慕い。オリックス <8591> 、ジャフコ <8595> 、三菱Uリース、ジャックスなどノンバンク株や、T&DHD <8795> 、富士火 <8763> 、損保ジャパン、ニッセイ同和など保険株も上げ基調となった。ゼクス <8913> 、ゼファー <8882> 、ランビジネスなどがストップ高比例配分となり、菱地所 <8802> 、住友不 <8830> 、東急不など不動産株にも物色が続いた。JFE <5411> 、山陽特鋼 <5481> 、新日鉄、大同特鋼、東鉄鋼など鉄鋼株や、川崎汽 <9107> 、新和海 <9110> 、第一中汽、郵船など海運株も堅調。個別では、09年3月期連結営業2ケタ増益予想に、前期3円復配見通しの富士通ゼ <6755> をはじめ、メルコ <6676> 、ドリームI <4310> 、日立工 <6581> などがストップ高比例配分となり、ブラザー <6448> もストップ高に買われた。

 半面、08年3月期連結決算を発表し、足元の利益率急低下が嫌気されたHOYA <7741> が一段安となり、タムロン <7740> 、テルモ <4543> 、セイコーHD、オリンパスなど精密機器株が下落。値下がり率トップのヤフー <4689> や、GMO <9449> 、NTTドコモ、トレンド、ソフトバンクなど情報・通信株も軟調に推移した。個別では、08年3月期連結利益を下方修正した日本CMKや、OBARA、ローランドなどが大幅安となった。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:株式新聞


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