先週末のロシア市場は反発、今週は3連休で動意薄か
2008年04月28日 10:13更新
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ロシア株式市場、反発 ロシア統一電力システムズの下げ止まりを好感
25日のロシア株式市場は反発した。ロシア市場は海外市場が堅調であったことで小じっかりと寄付いた後、原油先物価格が米ドルの反発を受け下落すると、主力のエネルギー関連が売られ、MICEX指数は前日比下落に転じた。ただ24日の安値水準では下げ止まり、その後原油先物が大きく上昇に転じたことで買い戻され、徐々に下値を切り上げる底堅い展開でほぼ高値引けとなった。MICEX指数は前日比1.34%高の1668.86、RTS指数は1.27%高の2129.15で取引を終えた。
電力産業再編に伴う解体計画により、上場廃止となるロシア統一電力システムズ(EESR)の下落がようやく下げ止まり、大幅反発となったことが市場に安心感を与えた。同社株は前日比5.49%高の21.203ルーブルで取引を終了した。一時19.911ルーブル、と52週安値を更新する場面も見られた。24日までに前週末比15%程度下落していたことを考慮すると、この日の上昇は一時的な値戻し、と見る向きがある一方、解体後に割り当てられる子会社株の資産価値を精査すると、同社株は割安、と見る向きもある。同社株は4月30日をもってMICEX取引所、RTS取引所の各株価指数の構成銘柄から除外される。
今週はロシア市場も5月1日(木)・2日(金)・3日(土)が連休で動意薄となりそうだ。MICEX指数は1620から1730のレンジ取引が続くことになろう。ただ欧米の投資家が信用不安の後退からリスク・テーク姿勢を強めてきており、今後ロシア市場に対する投資ウェートを高めてくる期待がある。4月30日のFOMCで米国の利下げ打ち止めが示唆されても市場は相当程度織込み済みで影響は小さそうだ。それよりも市場は米景気動向への関心が増しており、とくに個人消費動向がカギとなる。消費マインドを悪化させている主因は雇用市場の悪化。市場が注目する5月2日に発表の米雇用統計での就労者数は前月比減少が見込まれており、これが市場予想から大きく下振れなければ、投資マインドが大きく改善することも期待できよう。
米国株は続伸、消費者信頼感低下で下落するも、金融株が上昇して切り返す
米国株式市場は続伸した。4月のミシガン大学消費者マインド指数の確報値がガソリン価格高騰や失業の増加を受け市場予想を下回り、1982年以来最低となったことやソフトウェア世界最大手マイクロソフトの決算で4-6月期の利益見通しが市場予想を下回ったことで同社株が急落し、ダウ工業株平均の下落幅は一時前日比100ドルを超えた。その後、金融大手UBSが信用関連証券の評価損は2008年第1四半期決算でそのほとんどが計上済みになる見通し、として米大手銀行の投資格付けを引き上げたことや、証券大手モルガン・スタンレーが住宅ローン公社ファニーメイの1株当たり利益予想が市場予想を上回る、とのレポートを出したことで金融株が上昇し、市場全体も切り返した。ダウ工業株平均は前日比0.33%高の12891.86で取引を終えた。
債券市場では、信用危機が緩和しつつあるとの観測が広がるなか、安全資産である米国債を売って株式や社債などの高リスク資産を買う動きが進み、相場は下落、金利は上昇した。市場では今後の利下げ期待が低下しており、先物市場では4月30日の米公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が73%となった。これは27%の市場参加者は金利据え置きを予測していることを示している。また6月以降の金融政策に関して利上げを予想する向きも現れ始めた。
為替市場では、信用市場の改善期待とFOMCでの利下げ期待後退から米ドルを買い戻す動きが活発化し、対ユーロで4月3日以来の水準まで上昇した。
ニューヨーク原油は急反発 ドル高が進むも、供給懸念を高めるニュースが相次ぎ急上昇
ニューヨーク原油先物は、急反発。ドルが対ユーロで大幅続伸して、一時1バレル=114ドル台まで下落したものの、その後供給懸念を高めるニュースが相次いで急上昇となった。英石油大手BPはスコットランドの製油所ストライキを理由に、パイプラインの稼動を停止すると発表、またナイジェリア石油相がストライキや武装組織による攻撃の影響で産油量が半減したことを明らかにした。更に米貨物船がイラン船に威嚇射撃したとの報道が伝わると一段高となり、一時1バレル=119.55ドルと取引時間中の史上最高値を更新した。結局1バレル=118.52ドルと終値ベースの史上最高値を更新して取引を終えている。米銀最大手のシティグループは25日、2008年の原油相場見通しを従来の90ドルから110ドルに引き上げた。
週明けの時間外取引では上昇が加速して一時1バレル=119.93ドルと取引時間中の史上最高値を更新している。金先物は米ドルが対ユーロで上昇したものの、原油価格が上昇したことでインフレヘッジの需要が勝り、小反発となった。
※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。
日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
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