インドのニュース専門放送局、FDI上限49%の提案を歓迎
【ニューデリー】インドのニュース専門放送業界に新しい動きが出てきそうだ。インド電気通信規制委員会(TRAI)は、ニュース放送局に対する海外直接投資の上限を49%まで引き上げることを求める提案書を政府に提出した。これによってニュース放送業界の拡大が加速するとみられている。
グローバル・ブロードキャスト・ニュースのサミール・マンチャンダー取締役は、「ニュース番組の放送局として、この新しい動きは大歓迎です。外国からの投資が緩和されることで、この業界の国内及び地域での成長を促すこととなるでしょう」と語っている。また彼は「国内の放送業界は今後、外国の同業者のインドでの投資を促すためによい方向へ変化していくでしょう。FII(海外機関投資家)の参加もこの業界の成長に貢献するはずです」と述べた。
「規制緩和によって資本が充実することで、業界に急速な発展が可能となる」と語るのは、TV TodayグループのG・クリシュナン社長。同氏は海外からの資本が流入してもニュースの質にはそれほど影響は受けないだろうとしている。
INXメディアのインドラーニー・ムカルジー社長は、この動きを歓迎すると述べた上で、海外からの資金流入で全体的な経済が良い方向へとなるとしたが、「たとえ、FDIやFIIを通しての投資があったとしても、各局はインドの国民、国家の利益を守らなければならない」とした。
また前出のマンチャンダー氏は、この動きを歓迎するとしながらも「報道局のトップや編集長はインド人であるべきだ」と語っている。
この規制緩和案は、報道番組やFM局への外国投資の上限49%許可するもの。TRAIはニュース番組以外のアップリンクやテレビ番組のダウンリンクへの海外直接投資は100%の現状を維持するとしている。
※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。
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