米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)は29日、4月の米消費者信頼感指数が約5年ぶりの低水準となる62.3に低下したと発表した。同指数は3月時に65.9、2月時には76.4であった。トムソン/IFRによるエコノミスト予測値の62はわずかに超えたが、2003年3月に61.4を記録して以来の弱い値となった。 CBの消費者リサーチセンター主任、Lynn Franco氏は声明発表の中で「同指数が低下を続けているのは、弱い経済成長が第1四半期のみならず第2四半期にも影響をもたらすことだけを示唆するものではない。経済の減速がより長期に渡って続くということを示している。そして、弱い経済と雇用状況だけが消費者信頼感を低めたのではない。ガソリン価格の高騰も消費者の懸念を高めている」と述べた。 最近の経済に対する消費者の評価を表す、4月の現況指数は前月の90.6から低下し、80.7となった。また今後6ヶ月間の展望を測る期待指数は、4月に50.1となり、前月の49.4とほぼ変わらずであった。 同指数の低下は、個人消費が低迷する可能性を表す。個人消費は米国経済活動の3分の2以上を占めており、米経済活動への影響が懸念される。