米商務省が4月30日に発表した第1四半期(1-3月期)の米国内総生産(GDP)は、年率換算0.6%上昇(季節調整済み)となった。住宅市場や金融市場の問題が影を落とした。 1-3月期の米GDPは、2007年10-12月期の同統計とほぼ同水準となった。エコノミストらは、この結果を米景気後退が確定したとはみなさず、米経済がわずかであっても成長しようともがき続けている、とみなした。 アナリスト予想は0.5%プラスであった。今年はじめには、同四半期中に経済が拡大するとの考えがに見られた。現在は、4-6月期中に経済の盛り上がりを予想する声がある。 バンク・オブ・アメリカの主任エコノミスト、Lynn Reaser氏は「(米)経済は弱いが、破綻してはいない。景気後退を無視できないが、明確化はされていない」と述べた。 民間住宅投資は26.7%のマイナスとなり、9四半期連続で低下した。27年ぶりの大幅な落ち込みとなった。 個人消費支出は1%プラスとなり、前四半期の2.3%プラスから下降し、2001年第2四半期以来の低成長率となった。自動車、家具、衣服や食料への消費が減少した。