平均株価は282円高と3日ぶり急反発、終値で約2カ月ぶりに1万4000円回復=東京株式市場・2日後場
2日後場の東京株式市場は、上値慕い。平均株価は前日比282円40銭高の1万4049円26銭と3日ぶりに急反発し、終値ベースで2月27日以来約2カ月ぶりに1万4000円台を回復した。前場の流れを引き継ぎ、後場前半は方向感に乏しく1万4000円を挟んでもみ合い。午後1時すぎに債券先物6月物が「ポジション調整売り」(市場筋)などに押され、一時1円05銭安の135円35銭まで急落したことを背景に、「債先売り・株先買いの動き」(準大手証券)が指摘され、平均株価は一時300円超上昇する場面もあった。値上がり銘柄数は全体の83%強に達し、全面高商状。ただ、4連休や今晩の4月米雇用統計発表を控え、様子見ムードも強く、商いは低調だった。
市場からは、「きょうは値がさハイテク株と金融株の両輪が買われ、大幅高となったが、上げ幅に比べ商いが盛り上がらない。平均株価は終値で1万4000円台を回復し、目先は2月27日のザラバ高値1万4105円を奪回するかどうかの関心が高い。ただ、テクニカルから全体相場に過熱感があるほか、先行していた金融株も行き過ぎの感があり、上値は限定的。連休明け後も1万4000円台を保てるかが焦点となりそうだ」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1443、値下がり204。出来高は17億1694万株。売買代金は2兆3481億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(1日終値は1ドル=104円11銭)で取引されている。
ジョイント <8874> 、サンフロンテ <8934> 、パシフィック <8902> などがストップ高比例配分となったほか、住友不 <8830> 、東急不 <8815> 、東建物、野村不HDなど不動産株が一段高。トプコン <7732> 、オリンパス <7733> 、HOYA、東精密など精密株や、ファナック <6954> 、TDK <6762> 、アドバンテス、キヤノンなど値がさハイテク株にも物色が継続した。野村 <8604> 、東海東京 <8616> 、新光証券、岡三など証券株や、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> 、ふくおか、ほくほくなど銀行株も堅調。OMCカード <8258> 、SFCG <8597> 、セントラルなどノンバンク株や、三住海上 <8725> 、損保ジャパン <8755> 、ミレアHDなど保険株も買われた。個別では、日本調剤 <3341> が連日のストップ高比例配分となり、08年3月期連結経常利益推定値をほぼ2倍に増額し、年初来高値を更新した池上通が値上がり率トップを維持。ほか、アルペン、ドリームI、T&Gニーズなどは一時ストップ高となった。
半面、09年3月期で8期ぶりの営業減益を見込み、ゴールドマン証が「コンビクション・リスト」(買い)から削除したJT <2914> や、キリンHD <2503> 、キッコーマン <2801> 、日ハムなど食品株がさえない。個別では、上場来安値を付けたシーズクリエ <8921> のほか、綜合警備、カシオ、ベルーナなどが軟調に推移した。
[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社
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