6日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比51ドル29セント高の1万3,020ドル80セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同19.19ポイント高の2,483.31で終えた。原油先物価格の史上最高値再更新や企業の赤字決算が嫌気され、午前の取引では売りが先行した。しかし企業業績に回復の兆しが見られたことから買い戻された。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)における原油先物相場は、1バレル123ドル近くまで高騰した。弱い米ドル、原油供給不安、そしてゴールドマン・サッチによる原油1バレル200ドル予測の発表が原因となった。終値は前日比1.87ドル高の1バレル121.84ドルであった。 スイス銀行大手のUBS、米連邦住宅抵当金庫(ファニー・メイ)、住宅建築のD.R.Hortonが発表した四半期決算は、予想を超える大幅損失となった。この発表後、売りが誘発されたが、値ごろ感からの買いが入り、ダウ平均は反発して引けた。 ここ数週間中に、金融市場や住宅市場外の企業から発表された四半期決算は、予想を上回る強い結果となっている。これが市場に安心感を与え、ダウ平均は1月はじめ以来の高水準に戻ってきている。