6日のロシア市場、反発 原油高受けエネルギー関連株が上昇
ロシア株式市場は反発 原油価格上昇を受け、エネルギー関連が高い
6日のロシア株式市場は反発した。原油価格が上昇したことで、エネルギー関連がしっかりとなった。ただ週初から上昇を牽引していた銀行株はスイス金融大手UBSが2期連続で1兆円を超える巨額損失を発表し、一服。ノヴォリペツク製鉄(NLMK)が欧州の独禁当局から鉄鋼商社買収の認可輪受けたことで3%強の上昇となり、鉄鋼株も堅調。ノヴォリペツク製鉄は野村證券がGDR(普通株10株相当)の目標株価を68ドル(一株当たり約161ルーブル 6日終値 114.84ルーブル)に引き上げたことも好感された。
7日はメドベージェフ新大統領の就任式が開かれる。日本時間17:00(現地時間 正午)開始が予定されている。ここでどのような所信が表明されるか、市場は期待を持って見守っているようだ。
カリウム肥料大手、ウラルカリー化学(URKA)がMSCI世界指数に今月31日から採用されることが、6日の取引終了後、明らかとなった。MSCI指数は世界中の機関投資家・投資信託などがベンチマークとしており、今後同指数に連動した運用資金が同社株に向かうことが期待される。また主力のカリウム肥料は、環境問題が注目され農薬汚染が社会問題となる中、農業の生産性を上げる有力な手段として需要が高まっており、取引価格もうなぎのぼりとなっている。これに伴い同社株価も昨年11月のMICEX上場後2.25倍上昇している。
ウラルカリー化学(URKA)
6日終値 258.42ルーブル (前日比 2.00%高)
取引単位 1株 (約 6128円)
米国株は反発、マイクロソフトによるヤフー買収交渉継続観測が浮上
7日のNY株式市場は、反発。寄付き後は原油高とスイス金融大手UBSと米政府系住宅ローン公社ファニー・メイが市場予想を上回る損失を発表したことを嫌気して下落して始まった。その後、原油高を背景に石油関連が買われ、またファニー・メイに関して米政府が自己資本の上乗せ比率を引き下げる方針を発表したことから、同社による増資が可能となり経営危機を脱する見通しが強まったことで同社株が一転して買われ、金融株全体に買いが広がった。さらに週初に交渉決裂が伝えられていたマイクロソフトによるヤフー買収交渉が、今後継続される、との観測が高まってハイテク株も上昇し、市場は上昇に転じた。ダウ工業株平均は前日比0.40%高の13020.83で取引を終えた。
債券市場では、ファニー・メイが決算発表で損失は来年更に拡大する、との見通しを明らかにしたことで短期債が買われる一方、株式市場が上昇したことで長期債は売られた。また米連邦制度理事会(FRB)が実施したターム物資金入札の応札額が966億ドル(約1兆121億円と過去最高となったことも、信用不安が正常化されてないことを示している、との見方につながっていた。
為替市場では、原油高と米株式市場下落をうけ米ドルが対ユーロ売られたが、株式市場が持ち直すと買い戻された。
ニューヨーク原油は続伸、地政学リスクの高まりで史上最高値を3日連続で更新
ニューヨーク原油先物は、続伸。ナイジェリアでの武装勢力による石油関連施設への攻撃やイラク北部でのクルド人勢力とトルコ軍の衝突の懸念が高まりに地政学リスクが意識されたことに加え、中国の成長率予想が加速したことで需要拡大期待も加わって一時1バレル=122.73ドルの史上最高値を記録した。結局121ドル台後半で取引を終えている。
金先物は原油高に加え、米ドルが軟調に推移したことで3日続伸となった。銅先物は銅生産世界最大手、チリ銅公社(コデルコ)が運営する銅山での労働争議が終結する見通しとなったことで供給懸念が後退し、反落となった。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
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