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売り一巡後は安値圏でもみ合い、平均株価は123円安と3日ぶり反落=東京株式市場・8日前場

2008年05月08日 11:52更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 8日前場の東京株式市場は、売り一巡後にもみ合い。平均株価は前日比123円54銭安の1万3978円94銭と3日ぶりに反落した。米国株安を嫌気し、寄り付きは売りが先行。前日に平均株価が2月27日の戻り高値を奪回したことで高値警戒感などから売り物が出やすいうえ、先物市場への大口売りも出て、一時142円安まで下げ幅を拡大した。ただ、欧州・アジア経由で合計400億円の買いバスケット観測(売りバスケットは欧州経由で合計250億円)に加え、先物市場で1万3900円OB(同値以下の値段)で5000枚買い注文も指摘され、売り一巡後は下げ渋り。あす9日にオプション5月物SQ(特別清算指数)算出日を控え、権利行使価格1万4000円を意識した展開となり、この日の安値圏でもみ合った。

 市場からは、「SEC(米証券取引委員会)が投資銀行に対して流動性や資本状況の情報公開などの義務付けを計画していることは懸念されるが、日米株価ともに順調に上昇しており、この程度の調整は気にならない。先行きは1万4000円台での値固めとなりそうだが、上値が重い中で商いを維持できるかどうかがポイントとなる」(三菱UFJ証券・投資情報部・副部長・吉越昭二氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり804、値下がり755。出来高は8億6269万株。売買代金は1兆139億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(5日終値は1ドル=105円03銭)で取引されている。

 米金融株安を受け、住友信託 <8403> 、みずほ <8411> 、三菱UFJ、新生銀、横浜銀など銀行株や、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、岡三、新光証券など証券株に売りが先行。大和総研が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げた住友不 <8830> 、東急不 <8815> や、同じく「2」(やや強気)に引き下げた東建物 <8804> をはじめ、菱地所 <8802> 、三井不など不動産株も大幅安。ヤフー <4689> 、NTT <9432> 、KDDI、ソフトバンクなど情報・通信株も軟調。ホンダ <7267> 、マツダ <7261> 、トヨタ、スズキなど自動車株も下押した。個別では、値下がり率トップのオリックス <8591> をはじめ、グリーンHS、マクニカ、曙ブレキなどが急落した。

 半面、08年3月期年間配当予想2円増配のホクト <1379> や、マルハニチロ <1334> 、サカタのタネなど水産・農林セクターが堅調。レンゴー <3941> 、大王紙、紀州紙などパルプ・紙株の一角も買われた。原油高を受け、大和総研が投資判断「2」(やや強気)に引き上げた出光興産 <5019> や、AOCHD <5017> 、コスモ石など石油株、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株もしっかり。個別では、ランド <8918> 、サンフロンテ <8934> がストップ高カイ気配。アーネスト <8895> 、ドリームI <4310> などもストップ高となったほか、8日午前10時に09年3月期黒字転換見通しを発表したクリナップ <7955> が大幅高となった。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社


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