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見送りムード強く安値圏でもみ合い、平均株価は159円安と3日ぶり大幅反落=東京株式市場・8日後場

2008年05月08日 16:01更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 8日後場の東京株式市場は、方向感に乏しく安値圏でもみ合い。平均株価は前日比159円22銭安の1万3943円26銭と3日ぶりに大幅反落した。後場中ごろには小口の売り物に押される場面があったが、基本的には1万4000円をやや下回る水準でのもみ合いに終始。手掛かり材料に欠ける中で、香港株安や為替市場でややドル安・円高に振れたことなどが手控え要因として意識されたほか、あす9日にオプション5月物SQ(特別清算指数)算出日を控えていることも見送り要因となった。一方で、新興市場が堅調に推移するなど物色は衰えておらず、下値を売り込む向きも限定された。

 市場からは、「原油高やSEC(米証券取引委員会)による規制強化の動きを嫌気した米金融株安などで流れが変わってきている可能性はあるが、まだ上げ一服の範ちゅう。外部環境の変化により、調整入りも考えられるが、平均株価が25日移動平均線を下回らない限りは戻り歩調は続くと見ている」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・高橋和宏氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり744、値下がり846。出来高は18億7535万株。売買代金は2兆2417億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(7日終値は1ドル=105円03銭)で取引されている。

 米金融株安を受け、みずほ <8411> 、住友信託 <8403> 、横浜銀、新生銀、ふくおかなど銀行株や、岡三 <8609> 、野村 <8604> 、大和証G、新光証券など証券株が軟調。ヤフー <4689> 、NTT <9432> 、ソフトバンク、KDDI、フジテレビなど情報・通信株も下げ基調。大和総研が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げた住友不 <8830> 、東急不 <8815> や、同じく「2」(やや強気)に引き下げた東建物 <8804> をはじめ、菱地所 <8802> 、三井不など不動産株も下落。マツダ <7261> 、ホンダ <7267> 、スズキ、日野自、トヨタなど自動車株や、洋ゴム <5105> 、ブリヂス <5108> 、住友ゴム、浜ゴムなどタイヤ株にも売りが継続した。個別では、きょう午後2時に6月中間期連結業績予想の下方修正を発表した昭電工 <4004> が急落し、値下がり率トップ。午後2時に08年3月期決算を発表したタムラ製 <6768> も大幅安となったほか、グリーンHS、CAC、ファルコバイなども値下がり率上位となった。

 半面、材料出尽くし感から売り方の買い戻しが指摘され、年初来高値を更新したマルハニチロ <1334> や、ホクト、極洋など水産・農林セクターが高い。レンゴー <3941> 、トーモク <3946> 、王子紙などパルプ・紙セクターの一角もしっかり。個別では、ドリームI <4310> 、サンシティ <8910> 、ニチコン <6996> などがストップ高比例配分。きょう午後2時に09年3月期連結経常2ケタ増益見通しを発表したイチネン <9619> が大幅高に新高値を付けたほか、ニチアス、アーネスト、クリナップなどにも物色が向かった。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社


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