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欧州中銀と英中銀、政策金利を据え置き

2008年05月09日 09:09更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・金融政策一覧
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 欧州中央銀行(ECB)と英中央銀行のイングランド銀行(BOE)は8日、政策金利を据え置くことを決定した。欧州連合(EU)の経済減速が懸念されているが、インフレ抑制を重視したかっこうだ。

 米連邦準備理事会(FRB)は消費意欲と経済成長を支えるために利下げを継続して行っているが、欧州各国の中央銀行は食料品やエネルギー価格の高騰をにらんで積極的な利下げに踏み切れない状況にある。利下げは景気支援に効果があるが、インフレを悪化させるという副作用もある。

 ECBのトリシェ総裁はアテネで開催した記者会見で「これまで述べてきたように、インフレ率は穏やかな減少を始めるまでに予想以上の長期間にわたって高い水準を保つと見られる」とコメントした。

 ユーロ圏15か国のインフレ率は今年初めに過去最高の3.6%に達した。4月には若干下落して3.3%になったが、ECBの目標上限値である2%を大きく上回っている。

 トリシェ総裁は今回の決定に関して、「全会一致で金利の据え置きを決定した」「この決定以外の意見はまったく出なかった」と述べた。エコノミストの間ではECBが今年後半に利下げを実施し、12月までに政策金利を3.5%にするとの見方が大勢を占めているが、少なくとも9月までは金利を据え置くと予想されている。

 BOEは金利据え置きに関して声明を発表しなかったが、据え置きは大方の予想通りだった。BOEは前回の金融政策委員会で0.25%の利下げを実施した。

 英国内のインフレ率も2.5%と政府の目標である2%を上回っているが、大半のエコノミストはBOEが来月に政策金利を4.75%に引き下げると予想している。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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