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平均株価は23円安と3日続落、売り一巡後は下げ渋り、商いは低水準=東京株式市場・12日前場

2008年05月12日 11:57更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 12日前場の東京株式市場は、平均株価が前週末比23円30銭安の1万3632円04銭と3日続落したが、売り一巡後に下げ渋る流れとなった。前週末の米国株安に加え、ドル安・円高、原油高などが業績悪化懸念につながり、寄り付きは売りが先行。合計400億円の売りバスケット(買いバスケットは150億円)も観測され、平均株価は午前9時33分に1万3540円68銭(前週末比114円66銭安)まで下押した。一方、先物市場で225先物に2500枚買い、TOPIX先物に2000枚買いが指摘され、相場を下支え。25日移動平均線(前引けで1万3512円)も下値支持線として意識され、前引けにかけ、やや引き戻す展開となった。ただ、前場の売買代金が1兆円を割り込むなど商いは低水準。

 市場からは、「先週の3日間で7日ザラバ高値から500円超下落したことで押し目買いムードが出ており、下値を叩く感じではない。足元の決算発表で今期見通しは減益となる公算が大きいが、株価にほぼ織り込みつつあり、今後は好業績銘柄を買っていく流れになるだろう。突っ込みどころは買い場とみている」(ウツミ屋証券・証券商品部長・藤田勝義氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり526、値下がり1062。出来高は7億3185万株。売買代金は9092億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(9日終値は1ドル=103円08銭)で取引されている。

 日興シティ証が投資評価「2H」(中立・高リスク)に引き下げた大和証G <8601> や、野村 <8604> 、丸三証、ミズホイン証など証券株や、新生銀 <8303> 、住友信託 <8403> 、三菱UFJ、三井住友、中央三井など銀行株が軟調。住金 <5405> 、神戸鋼 <5406> 、新日鉄、山陽特鋼など鉄鋼株も下落。東レ <3402> 、帝人 <3401> 、ダイワボウ、三菱レなど繊維株も下押した。第一中汽 <9132> 、商船三井 <9104> 、新和海、川崎汽など海運株も売り優勢。ドル安・円高を背景に、日産自 <7201> 、トヨタ <7203> 、ホンダ、いすゞなど自動車株も売られた。個別では、09年3月期連結営業50%減益見通しの日ピラ工 <6490> や、ゼクス <8913> がストップ安ウリ気配。09年3月期連結営業16%減益予想のゲオが値下がり率トップとなったほか、メガチップス、M&A、日橋梁などが大幅安となった。

 半面、09年3月期連結最終86%増益を見込んだ日清オイリオ <2602> が一時ストップ高に年初来高値を更新したほか、Jオイル <2613> 、JT <2914> 、明治菓など食品株が買い優勢。フィデック <8423> 、オリックス <8591> 、東京リース、OMCカードなどノンバンク株も上昇。原油高を受け、コスモ石 <5007> 、昭シェル <5002> 、新日石など石油株の一角も堅調。京セラ <6971> 、コニカミノルタ <4902> 、TDK、東エレクなど一部値がさハイテク株も指数を下支えした。個別では、インプレス <9479> 、クボテック <7709> などがストップ高。09年3月期経常、最終黒字転換予想の新電元 <6844> が新高値を付け、値上がり率トップに買われたほか、ミツバ、ランド、シミックなどに物色が向かった。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社

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