中国製紙業:コスト上昇、環境保護政策による業界再編に直面
先日開催された「第15回生活用紙国際科技展覧会」で、原材料価格上昇と政府の省エネ・排出削減政策によって、中国の製紙業界は業界再編・統合に直面していることが明らかとなった。
原油価格の高騰、人民元の切り上げなどが原因で、原材料価格の上昇も余儀なくされた。原材料の高騰が、紙製品の価格を引き上げたが、自由価格決定能力の低い小型企業は、価格高騰による圧力は大きいと見られている。
現在、中国国内の包装紙価格などは前年同期比30%上昇、生活用紙は約10%値上げし、新聞紙の価格上昇も過去5年間で最高値を更新した。
また、中国政府は省エネルギー・排出削減作業に注力しており、小型製紙企業並びに環境保護基準を満たさない製紙企業を閉鎖・解散した。
2003年当時の中国国内製紙企業は3000社以上、紙製品ブランドは3000件あまりに達していたが、現在はいずれも大幅に減少した。
また、中国製紙業界で上位6位企業の紙製品販売量が、全業界販売量の40%ほどを占める。今後、さらに多くの中小製紙企業が、市場競争によって淘汰されると見込まれている。
関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
中国経済最新記事
|