3月の経常黒字、前年比12.3%減 3か月ぶり減少
財務省が14日発表した3月の国際収支状況(速報)によると、3月の経常黒字は前年同月比12.3%減の2兆8,825億円だった。所得収支の黒字幅は拡大したが、原油高や対米輸出の減少で貿易・サービス収支の黒字幅が縮小し、3か月ぶりに黒字幅が前年を下回った。
3月の輸出は前年同月比2.3%増の7兆6,825億円、輸入は同13.2%増の6兆1,012億円で、貿易黒字は同29.0%減の1兆2,507億円だった。
輸出は、米経済の減速を反映して対米が同11%減少した。対EUは3.6%増、対アジアは1.8%増加だった。商品別では自動車、船舶、鉄鋼などが伸びた。輸入は、原粗油が51.6%増、液化天然ガスが68.2%増、石油製品が47.9%増など原油高の影響を大きく受けた。
サービス収支は745億円の赤字で、貿易サービス収支は1兆1,762億円の黒字と黒字幅が同34.3%縮小した。海外投資などからの収支をあらわす所得収支は同6.6%増の1兆9,599億円だった。
同時に発表された2007年の経常黒字は前年比24.1%増の24兆5,500億円で、黒字幅の過去最高を更新した。
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