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先物大口買いに上値追い、平均株価は164円高と続伸し1万4000円台を回復=東京株式市場・14日後場
 14日後場の東京株式市場は、上値追い。平均株価は前日比164円82銭高の1万4118円55銭と3日続伸し、終値で1週間ぶりに1万4000円台を回復した。後場寄りは香港株安や、昼休みの立ち会い外バスケット取引での「100億円程度の売り越し」(米系証券)などで軟調スタートとなったが、売り一巡後は先物主導でプラス転換。後場中ごろまで、フシ目である1万4000円水準をメドに上値の重い展開が続いたが、先物市場で500枚超の大口買いが入ると、「CTA(商品投資顧問業者)による先物買い」(外資系証券)やショートカバー(売り方の買い戻し)などを交え、一気に上値を試す展開となった。
市場からは、「トレンドフォロー型のCTA(商品投資顧問業者)の存在が強まっているなかで、短期ディーラーなどを交えトレンド創出を演じているようだ。全体に投資家が少なく、上値に楽観的になっているうえ、主要決算をほぼ通過したこともあり、国内に売り要因がないことが上値を仕掛けやすい状況を作っている」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1339、値下がり323。出来高は22億1295万株。売買代金は2兆8066億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(13日終値は1ドル=103円60銭)で取引されている。
09年3月期の増配見通しや自社株買いを発表し、野村証、UBS証などが格上げしたNTT <9432> がストップ高比例配分となり、NRI <4307> 、スカパーJ <9412> 、TBSなど情報・通信セクターに買いが継続。ストップ高比例配分となったサンフロンテ <8934> 、ジョイント <8874> 、ゼクス <8913> などのほか、住友不 <8830> 、東急不、三井不、菱地所など不動産株も軒並み買われ、東証業種別値上がり率首位。新高値を付けたキヤノン <7751> 、京セラ <6971> や、ファナック、ソニーなど値がさハイテク株の一角も指数押し上げに寄与した。神戸鋼 <5406> 、住金 <5405> 、JFE、中山鋼など鉄鋼株も堅調。年初来高値を更新した郵船 <9101> 、商船三井 <9104> や、第一中汽、川崎汽など海運株も買い進まれた。個別では、大証からのFXシステム受注内定や09年3月期増収増益見通しを発表したシンプレクス <4340> や、大崎電 <6644> 、リンテック <7966> などがストップ高比例配分。09年3月期大幅増益・増配見通しの矢作建 <1870> が年初来高値を更新し、東証1部値上がり率トップとなった。
半面、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> など一部証券株がさえない。日本興亜 <8754> 、SONYFH <8729> 、ミレアHDなど保険株の一角も軟調に推移した。個別では、08年12月期連結業績予想を下方修正し、みずほ証券が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げた堀場製 <6856> がストップ安比例配分。09年3月期最終赤字予想のパイオニア <6773> が一時ストップ安に値下がり率トップとなったほか、日東紡、CKD、船井電機などが急落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ]
提供:モーニングスター社

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