英銀行第3位のバークレイズ(Barclays)は15日、1-3月期(第1四半期)に10億ポンド(約2,000億円)の評価損を計上したことを明らかにした。資本増強策は発表しなかった。同行は前年同期から純利益が減少したと述べたが、具体的な数値は明らかにしていない。 同行が資本増強のために株主割当増資を実施しなかったことは一部のアナリストに驚きを与えた。英銀大手ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)や住宅金融最大手HBOSは、4月に増資を実施している。 コリンズ・ステュワートのアナリスト、Alex Potter氏は、「バークレイズが増資を実施せざるを得ない状態でなかったことは評価できるが、資本水準への懸念が株価を引き下げる要因になると考える」と述べている。